バイエルン、伊藤洋輝の長期離脱が補強活動に影響か…独紙が指摘「CB探しは前に比べて難しくなった」

AI要約

バイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝の負傷離脱により、センターバック補強の必要性が高まっている。

バイエルンはレヴァークーゼンのジョナサン・ター獲得に関する交渉で不利な立場に立たされている。

バイエルンは2000万ユーロ+ボーナス、一方レヴァークーゼンは最低3000万ユーロを要求しており、交渉は難航している。

バイエルン、伊藤洋輝の長期離脱が補強活動に影響か…独紙が指摘「CB探しは前に比べて難しくなった」

バイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝の負傷離脱はクラブの今夏の補強活動に影響を及ぼすのだろうか。

今夏にバイエルンに加入した伊藤は28日に4部デュ―レンとの親善試合(1-1)に先発出場も前半21分に負傷交代。クラブは数時間後、同選手が中足骨を骨折したことを発表し、『スカイ』は2~3か月の離脱になると伝えた。

バイエルンには伊藤のほか、フランス代表のダヨ・ウパメカーノや韓国代表のキム・ミンジェ、オランダ代表のマタイス・デ・リフト、元イングランド代表のエリック・ダイアーと4人のセンターバックが在籍。そのため代役の獲得に急ぐ必要はないが、放出候補と伝えられるデ・リフトの移籍を見送り、前々からターゲットとされるレヴァークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ターの獲得を早めにまとめる可能性が伝えられている。

しかし、ドイツ紙『ビルト』によれば、バイエルンはレヴァークーゼンとの交渉での立場が不利となったとのこと。「伊藤が長期離脱することになり、CBの必要性が高まった。(競技部門の取締役マックス)エーバルと(スポーツディレクターのクリストフ)フロイントにとって、新しいセンターバック探しは前に比べて難しくなっている。彼らが望むヨナタン・ターが所属するレバークーゼンは、バイエルンは伊藤の負傷により(新CBを獲得する)必要性が高まっていることを知っているからだ。そしてこれはドイツ王者の交渉での立場を強めるだろう」と指摘している。

なお『ビルト』曰く、バイエルンが直近でターに対する移籍金として提示した金額は2000万ユーロ(約33億2000万円)+ボーナス。一方で、レヴァークーゼンは交渉に応じるためには少なくとも3000万ユーロ(約49億8000万円)、最終的には4000万ユーロ(約66億4000万円)を求めているという。