【サセックスS】失意の初黒星から逆襲に成功! ゴドルフィンのノータブルスピーチが快勝 

AI要約

グッドウッドで行われたマイルG1は、ノータブルスピーチが優勝し、G1・2勝目を挙げた。

ノータブルスピーチは前走の凡走からの逆転劇を演じ、4戦目で再び無敗を守った。

一方、1番人気だったヘンリーロングフェローは力尽きて4着に終わった。

<サセックスS>◇7月31日=グッドウッド(英国)◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇出走5頭

 5頭立てで行われた「グロリアス・グッドウッド」開催メインのマイルG1は、ゴドルフィンのノータブルスピーチ(牡3、C・アップルビー、父ドバウィ)が制し、G1・2勝目を挙げた。鞍上はウィリアム・ビュイックで勝ちタイムは1分35秒97。

 1番人気に推されていたのは、セントジェームズパレスS2着から臨んだ母マインディングの良血馬ヘンリーロングフェロー(牡3、A・オブライエン、父ドバウィ)。ライアン・ムーア騎手を背にしたヘンリーロングフェローは力みながらの逃げになり、その背後を進んでいたノータブルスピーチが鮮やかに内から抜け出した。1馬身半差2着には外を追い込んだマルジューム。3着にはドバイターフ覇者ファクトゥールシュヴァルが入り、ヘンリーロングフェローは4着に敗れた。最下位5着はソニーリストン。出走予定だったセントジェームズパレスS覇者ロサリオンは出走を取り消している。

 ノータブルスピーチは4戦無敗で英2000ギニーを勝利したものの、前走セントジェームズパレスSはまさかの初黒星(7着)。真価が問われた一戦で、逆襲に成功した。ビュイック騎手は「彼はめずらしい末脚の持ち主で今日はそれを見せてくれました。うれしいですね。セントジェームズパレスSの走りには落胆したけど、厩舎が素晴らしい仕事で彼を復活させてくれました」と喜びを語っている。