大谷翔平の申告敬遠を打診された敵将、放送禁止用語で「そんなのは××食らえだ」と拒否した直後、50号で玉砕…米メディア「野球ファンはシューメーカー監督に心から感謝しよう」

AI要約

大谷翔平選手が史上初の『50本塁打、50盗塁』を達成し、シーズン50号と51号の本塁打を打ちました。

マーリンズ戦での大谷の歴史的なプレーと、マーリンズ監督の振る舞いについて報じられました。

大谷の快挙により、ドジャースはポストシーズン進出を決め、大谷も7年目で初めて秋の大舞台に立つこととなりました。

大谷翔平の申告敬遠を打診された敵将、放送禁止用語で「そんなのは××食らえだ」と拒否した直後、50号で玉砕…米メディア「野球ファンはシューメーカー監督に心から感謝しよう」

◇19日(日本時間20日) マーリンズ4―20ドジャース(マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平選手(30)は敵地のマーリンズ戦で前人未到の『50本塁打、50盗塁』を達成。2本の2ランでシーズン50号に到達すると、9回は3打席連続の51号3ランも飛び出した。2盗塁で盗塁も「51」に伸ばした。ドジャースは12年連続ポストシーズン進出を決め、大谷はメジャー7年目で初めて秋の大舞台を踏む。

 大谷の歴史的な第5打席は、11―3と大量リードした7回2死二、三塁だった。ドジャース地元放送局のデービス実況が「一塁が空いています。(マーリンズの)シューメーカー監督がどうするのか見てみましょう」と振ると、申告敬遠を打診された同監督が「f××× that(××食らえだ)」と、放送禁止用語入りで吐き捨てる映像が抜かれた。

 同実況は、慌てることなく「監督は『ピー』と言っています。勝負するようですね」と、電波に乗せられない単語だったことをにおわせた。

 その直後、大谷は外角低め143キロのナックルカーブを流し打ち、メモリアル50号が左翼席に着弾。夢の『50―50』を実現させた。

 米オーフルアナウンシングは「野球ファンはシューメーカー監督に心から感謝しよう。マーリンズにとっては大敗ムードで意味がなくなった試合で、大谷にチャンスを与えてくれた」と報じた。