【阪神】乱打戦を制し今季2度目の6連勝で首位・巨人に1.5差!14安打9得点 佐藤輝と野口が貴重な適時打 先発・及川が今季初勝利

AI要約

阪神が巨人を乱打戦で破り、6連勝を達成。首位・巨人に1.5ゲーム差に迫った。

及川雅貴がプロ初白星を挙げる好投を見せ、打線も14安打の猛攻を展開。

森下が6試合連続で打点をマークする活躍を見せ、阪神の勝利に貢献。

【阪神】乱打戦を制し今季2度目の6連勝で首位・巨人に1.5差!14安打9得点 佐藤輝と野口が貴重な適時打 先発・及川が今季初勝利

■プロ野球 阪神9ー6巨人 (31日 甲子園)

阪神が巨人との乱打戦を制し今季2度目の6連勝、48勝42敗5分けの貯金6とし首位・巨人に1.5ゲーム差に迫った。打線は4試合連続2ケタの14安打、初回に野口の押し出し四球、木浪と先発・及川のタイムリーで4得点、1点差に迫られた6回に中野、佐藤輝、野口のタイムリーで4得点、7回には森下の6試合連続打点ととなるタイムリーで1点を加えた。先発・及川が5回を4安打2失点で先発としてはプロ初白星の今季1勝目。

及川雅貴(23)は今季6度目の登板で先発は3度目、試合前まで0勝1敗、防御率0.63。前回は7月20日・広島戦(甲子園)で先発し6回を3安打無失点で勝ち負けつかず。今季の巨人戦は2度目、前回の5月24日(甲子園)で5回途中1失点で負け投手。戸郷がノーヒット・ノーランを達成した試合だった。

及川は1回1死から吉川に左安打もヘルナンデスを遊ゴロ、岡本和を見逃し三振に取り無失点の立ち上がり。

スタメンは野口が6番レフト、捕手に坂本が入り他は不動のメンバー。

巨人の先発・グリフィンに1回、近本が左安打、中野の犠打で1死二塁から森下は左安打で一・三塁の先制機に。佐藤輝は空振り三振、大山は四球で2死満塁から野口が押し出し四球を選び1点を先制。

続く木浪がセンターへ2点タイムリーを飛ばし、坂本の四球を挟み及川もレフトへタイムリーを運び、初回に4点を奪った。及川はプロ初安打・初打点。

及川は2回1死から泉口にレフト線にヒットを打たれるが野口が二塁で補殺しピンチの目を摘む。3回2死から丸に四球も吉川を遊ゴロに打ち取った。

及川は4回、ヘルナンデスを空振り三振、岡本和を右飛、モンテスを空振り三振とクリーンナップを3人で退ける。

だが及川は5回1死から岸田、オコエに連打され一・二塁で代打・大城卓に四球を与え1死満塁のピンチを招く。及川は自身の暴投、さらに丸の二ゴロ間で2点を失う。なお2死三塁で吉川は左飛に打ち取った。

及川は5回を78球、4安打、2四球、4奪三振の2失点(自責2)で降板。打線は4、5回と三者凡退に終わる。

6回は2番手・岡留が先頭・ヘルナンデスにツーベース、岡本和に右安打で無死一・三塁に。モンテスの一ゴロ間で4ー3、なお1死二塁から泉口を一ゴロ、岸田を遊ゴロに打ち取り1点差を守った。

6回の攻撃で坂本と代打・糸原の連打、近本は見逃し三振も中野がライト線にタイムリーツーベースを弾き返し、5ー3とする。

なお1死二・三塁から森下は空振り三振するが佐藤輝がライトへ2点タイムリーを打ち返し、7ー3とする。大山の死球を挟み、野口がセンターへタイムリーを放ち8ー3とリードを広げた。

7回は3番手・漆原が1死から代打・門脇に一内安打、2死後に吉川にタイムリーを浴び、8ー4となる。ヘルナンデスに四球を出し2死一・二塁で4番手・石井に代り、石井が岡本和を右飛に打ち取った。

7回の攻撃で1死から途中出場・島田と近本が連打。、中野の一ゴロで2死二・三塁から森下が遊内安打タイムリーを転がし、9-4とする。森下は6試合連続で打点をマーク。

8回は5番手・富田がモンテスに四球、岸田に死球で1死一・二塁からオコエにセンター前にヒットを飛ばされると近本が後逸、9ー5となる。

なお1死二・三塁で6番手・桐敷が登板し門脇の一ゴロ間に1点を失い、9ー6となるが丸を中飛に打ち取った。