【阪神】岡田監督、甲子園100周年シリーズ先勝にニンマリ「この3試合はいい試合をしたいと」
阪神が5連勝を飾り、巨人を5-1で破る
才木浩人投手が好投し、大山悠輔内野手の3ランホームランも光る
岡田彰布監督は選手たちの好調さを讃える
<阪神5-1巨人>◇30日◇甲子園
阪神が5連勝を飾った。5回に前川右京外野手(21)が先制の二塁打。6回には大山悠輔内野手(29)が9号3ランで突き放し、先発の才木浩人投手(25)が7回途中1失点で5試合ぶりの9勝目。投打ががっちりかみ合った。甲子園100周年を祝う3連戦で、首位巨人を相手に幸先のいいスタートを切った。
岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。
-勝利のポイントは
「やっぱり才木がね。初回。前回もそうだったんですけど(初回を)切り抜けてからは、安心して見れたので。(打線は)まあ、ヒットは出てたんだけど、なかなかつながりが悪くて、でも、なんというか、才木も我慢してずっとゼロだったので、そういう意味では3ランは大きかったですね」
-才木は久々の勝利でキャリアハイの9勝目
「1回雨で流れてね、火曜日になったんですけど。これからいいピッチャーに当たるんですけどね、どんどんまた勝ち星が増えると思いますけどね」
-大山のホームランは見事
「いやいや、もうね、なかなかつながりも悪いし、だからそういう意味ではあのホームランは大きかったですね」
-2試合連続のホームラン。状態は上向き
「いやいや、練習のときからね、ほんといい感じで打ってたので。だから、そうですね。普通に調子は上がっているので、そんなに力まずに自分のスイングができるようになれば、おのずとね、いい結果が出ると思いますけどね」
-先制打の前川も
「あー、セカンドで止まっとけばいいのにね(笑い)。無理していく必要なかったんだけどね。まあ、バッティングはよかったですけどね」
-森下もダメ押しのホームラン。止まらない
「うん。今日はちょっとね。最初の1打席、2打席ですか。あんまりよくなかったんですけど。でもね、いい感じを維持しているんじゃないですか」
-リリーフ陣も安定感を見せた
「(才木は)7回を投げきったら打順が回ってくるので、あそこまでと思ったんですけどね、ちょっと(佐藤輝の)エラーからピンチになったけど、まあ、あそこは左だったので、そこから桐敷を用意していたので、桐敷が最低限の仕事をしてくれましたね」
-これで5連勝。5試合中4試合が2桁安打
「ああ、だからヒットが出るようになってるんでね、個人個人の調子も上がっていると思うし、もうちょっとつながってほしいですね(笑い)」
-いつもと違う甲子園の雰囲気をどう感じたか
「いやいや、あんまりですねえ…。まあちょっと5回のイニング(間)が長いくらいやったですね(笑い)。あまりそういうことを意識せずにね、これでロードに出るので、甲子園最後なんでね、この3試合はいい試合をしたいと思ったので、そういう意味では今日の初戦をいい勝ち方をしたのでね、良かったと思いますね」
-首位巨人とのゲーム差も縮まった
「いやいや、また明日は及川がね、投げますけど、前回もいいピッチングしてたんでね、ゼロに抑えるとかそういうんじゃなしに、自分のいいボールを投げて、自分のピッチングができるようにね、やればいいと思います」