「まだ実感沸かない」高校3年生の落合晃が日本新記録 パリ五輪を逃し「悔しい思いがあった」陸上男子800メートル【全国高校総体】
陸上男子800メートルで滋賀学園の落合晃が1分44秒80の日本新記録で2連覇を達成。
落合は日本選手権で悔しい思いをしたが、全国高校総体でしっかり仕上げたとコメント。
落合はスーパー高校生として注目を集め、パリ五輪出場を目指している。
◆全国高校総体(31日、博多の森陸上競技場)
陸上男子800メートルで落合晃(滋賀・滋賀学園)が1分44秒80の日本新記録で2連覇を飾った。
1周目は先頭を譲ったが冷静に2周目でトップに立つと、最後はフェリックス・ムティアニ(山梨・山梨学院)を振り切った。
従来の日本記録1分45秒75を大幅に更新した高校3年生の落合は「まだ出したばっかりなんで、実感が沸いてこないですけど、うれしく思います。(優勝した)日本選手権の後は、ずっとパリ(五輪)を思い続けていたので(出場を逃して)悔しい思いがあったんですけど、インターハイ(全国高校総体)もあったのでそこでしっかり仕上げるように意識しました」と話した。
落合は6月末の日本選手権(新潟)の男子800メートル予選でU20日本記録(1分45秒82)を出し、1分46秒56で初優勝。スーパー高校生として注目を浴びていた。
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