全国高校総体800Mで日本記録保持者の久保凛が大会新記録で連覇 東大阪大敬愛のチームメートも2位、8位と健闘

AI要約

女子800メートルで日本記録保持者の久保凛が大会新記録で連覇を果たす。

久保は長身を生かしたダイナミックな走りが持ち味で、昨年に続き今大会でも優勝。

久保のチームメートも活躍し、普段からレベルの高い環境で成長を続けている。

全国高校総体800Mで日本記録保持者の久保凛が大会新記録で連覇 東大阪大敬愛のチームメートも2位、8位と健闘

 陸上の全国高校総体(インターハイ)第4日が31日、福岡・東平尾公園博多の森陸上競技場で行われ、女子800メートル決勝で、同種目の日本記録保持者の久保凛(大阪・東大阪大敬愛高2年)が2分0秒81の大会新記録で連覇を果たした。

 久保は167センチの長身を生かしたダイナミックな走りが持ち味。昨年、1年ながら今大会で優勝。今年6月の日本選手権では高校2年ながら初優勝を果たした。さらに、7月15日の奈良県長距離強化記録会の女子800メートルで1分59秒93の日本新記録をマーク。杉森美保が05年にマークした2分0秒45の日本記録を19年ぶりに更新し、日本女子初の1分台で走破した。

 東大阪大敬愛高のチームメートの北村凜(3年)、朝野流南(2年)も決勝に進出し、北村が2位、朝野が8位となった。普段からレベルの高い環境で練習を重ねて成長を続けいる。

 当初はサッカー日本代表のMF久保建英(23)の「いとこ」ということが注目されたが、今では「久保凛」という陸上のトップアスリートの座を確立している。