センバツ優勝投手の健大高崎・佐藤龍月が左肘の故障で甲子園はメンバー外に 

AI要約

健大高崎の選抜高校野球大会優勝投手、佐藤龍月投手が左肘の故障のため夏の甲子園大会に出場できないことが発表された。

佐藤投手は左肘の側副靱帯損傷と疲労骨折が判明し、靱帯再建手術を検討している。

センバツでの活躍や決勝での優勝に貢献した佐藤投手がチームを離れることになる。

 今春の選抜高校野球大会を制した健大高崎は31日、エースの佐藤龍月投手(2年)が左肘の故障のため、8月7日に開幕する全国高校野球選手権大会のメンバーから外れると発表した。

 左腕の佐藤は7月の群馬大会で9年ぶり4度目となる夏の甲子園大会出場に貢献。群馬大会後に病院で検査を受け、左肘の側副靱帯(じんたい)損傷と疲労骨折が判明した。本人と保護者の意向で靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を検討しているという。

 センバツでは22イニングを投げて無失点。決勝の報徳学園戦では最終回のマウンドに立ち、同校の初優勝に貢献して胴上げ投手となった。