『トップクラスの先発投手』にこだわったドジャース、「かなりいいトレードだ」大リーグ公式サイト記者は獲得右腕に太鼓判

AI要約

ドジャースは30日、トレード期限直前にタイガースから先発右腕のジャック・フラハティを獲得。

ドジャースは最後まで「トップクラスの先発投手」獲得にこだわり、若手有望株2人とのトレードを成立させた。

フラハティは今季好成績を残しており、大リーグ公式サイトも「かなりいいトレードだ」と評価。

『トップクラスの先発投手』にこだわったドジャース、「かなりいいトレードだ」大リーグ公式サイト記者は獲得右腕に太鼓判

 ドジャースは30日、同日のトレード期限直前に駆け込みでタイガースから先発右腕のジャック・フラハティを獲得した。若手有望株2人とのトレードを成立させ、ロバーツ監督は「本当に興奮している」と語った。

 ドジャースは最後まで「トップクラスの先発投手」獲得にこだわった。昨年プレーオフ初戦で先発の駒不足を露呈し、同地区のダイヤモンドバックスにあっけなく3連敗。ファンやメディアに猛批判を浴びたことが編成の頭にあったのだろう。

 レギュラーシーズンはやりくりして勝てても、現状、世界一を目指すべくプレーオフを任せられる強力投手は不足している。エースのグラスノーに続く「2番手」は不透明。期待が大きい山本由伸は今季中に復帰する見込みだが、どこまでトップコンディションに戻せるかはわからない。

 若手のストーンは今季の成長株の一人だが、プレーオフの2番手は少し荷が重い。復帰したカーショーは全盛期ほどの力はなく、ミラーやビューラーは不調でマイナーに落ちている。

 今夏のトレード市場で「トップクラスの先発」候補はホワイトソックスのクロシェットやタイガースのスクバルの若手有望左腕の名前が上がったが2人とも移籍しなかった。

 フラハティは昨季、絶不調だったが、今季復活。三振率が高く、四球が少ない投手で、今季は7勝5敗、防御率2.95と好成績を収めている。大リーグ公式サイトのドジャース番記者フアン・トリビオ氏は「かなりいいトレードだ」と、チームの編成の手腕を評価した。