巨人の先発・山崎伊織、今季最短5回1失点で3敗目 先制点与え悔やむ「今年に入ってずっと言われているので」

AI要約

巨人の先発・山崎伊織投手が5回を投げて3失点を許し、3敗目を喫した試合の概要。

山崎伊織投手は、速球と変化球を駆使して打者を抑えながらも、5回に失点を喫しマウンドを降りた。

山崎伊織投手は次回登板で雪辱を期すと語り、先発としてもっと長いイニングを投げる必要性を感じている。

巨人の先発・山崎伊織、今季最短5回1失点で3敗目 先制点与え悔やむ「今年に入ってずっと言われているので」

◇30日 阪神5―1巨人(甲子園)

 巨人の先発・山崎伊織投手が5イニング1失点で3敗目を喫した。最少失点に抑えたものの、9安打1四球を許して81球を要し、今季最短でマウンドを降りた。

 最速150キロの直球にシュートとカットボールを織り交ぜ、4回までの打者13人のうち、内野への打球は半分以上の7本。5安打を浴びながらも3併殺を奪い、二塁すら踏ませなかった。

 しかし、5回は先頭の大山にフルカウントから内角低めのシュートをうまく捉えられて中前打とされ、続く前川に外角高めの147キロ直球を左中間深くへはじき返された。左翼の岡本和が懸命に追ってグラブを出すも届かず。中継プレーで三塁を狙った前川はアウトにしたものの、大山に生還を許した。

 その後も2安打1四球で2死満塁とピンチを招いたが、ここまで2安打の中野に対し、フルカウントからこの日最速の151キロ直球を内角低めいっぱいに投げ込み、見逃し三振。追加点を防いだが、この回限りで降板となり「先制点を与えないというのを、今年に入ってずっと言われているので」と悔やんだ。

 夏場は中継ぎ陣も疲れがたまるだけに、山崎伊は「先発としてもっと長いイニングを投げないといけない」と次回登板での雪辱を期した。