バスケ女子 絶対王者アメリカに“お株”奪われ走ってシュート決められるシーン多発…完敗乗り越え8月1日ドイツ戦へ 勝算は

AI要約

パリオリンピック・バスケットボール女子日本代表はアメリカに敗れ、黒星スタートした。

日本は体格差を克服し、積極的にプレッシャーをかけるが点差を広げられる。

アメリカは実力を見せつけ、日本は次戦に向けて経験を糧にする。

バスケ女子 絶対王者アメリカに“お株”奪われ走ってシュート決められるシーン多発…完敗乗り越え8月1日ドイツ戦へ 勝算は

パリオリンピック・バスケットボール女子日本代表(世界ランキング9位)は29日、2021年の東京五輪決勝で敗れた絶対王者・アメリカ(同1位)と初戦で対戦し、76-102で黒星発進となった。

日本は第1クオーター、身長差11cm以上の体格差があるアメリカに積極的にプレッシャーをかけよく守り、外からのシュートも堅調に決め15-22の7点ビハインドに留める。続く第2クオーターは山本麻衣の3ポイント成功でスタートし、日本が得意とする3点シュートが炸裂。ディフェンスからオフェンスへの切り替えもよく、ガード陣のスピードもよく生かすが、点差を徐々に離され39-50に得点差が開き前半終了。

後半はなかなかシュートが入らない苦しい時間が続き、アメリカはシュートが入らない時もセカンドチャンスを着実に捉えて得点を決め、20点以上の差をつけて第3クオーターが終了。

高さの差だけでなく、日本のミスを捉えて走ってシュートを決める絶対王者アメリカは終始実力の高さを見せつけた。髙田真希がインサイドで2点シュートを重ねる着実さも光ったが、76-102で日本は黒星を喫した。

予選C組の初戦でいきなり絶対王者アメリカと対戦した日本だが、身長差の不利という宿命とは違う、「走ってシュートを決める」お株を奪われたシーンが多かった。王者の胸を借りた日本はこの経験を糧にできるか。決勝トーナメント進出をかけ、8月1日の第2戦でドイツ(同19位)と対戦する。