王者好発進、初出場のダークホース初勝利…五輪男子バスケ予選1戦目まとめ

AI要約

パリ2024オリンピック男子バスケットボールの予選リーグ第1戦が行われ、各グループで激しい戦いが展開された。

グループAではオーストラリア代表がスペイン代表に勝利し、グループ首位スタートを切った。カナダ代表も勝利を収めている。

一方、グループBではワールドカップ王者のドイツ代表と開催国フランス代表が白星でスタートをきめ、強豪国の力を見せつけた。

王者好発進、初出場のダークホース初勝利…五輪男子バスケ予選1戦目まとめ

 日本時間7月27日から同29日にかけて、パリ2024オリンピック男子バスケットボールの予選リーグ第1戦が行われた。

 グループAは、開幕戦で登場したオーストラリア代表(FIBAランキング5位)が、スペイン代表(同2位)に勝利し首位スタート。NBAのスターを揃えるカナダ代表(同7位)もギリシャ代表(同14位)を下し、欧州勢が黒星スタートという形になった。

 日本代表(同26位)が入っているグループBは、ワールドカップ王者のドイツ代表(同3位)と、開催国フランス代表(同9位)が白星発進。FIBAランキング上位に名を連ねる強豪国が前評判通り力を見せつけた。

 グループCは、五輪5連覇を目指す“絶対王者”アメリカ代表(同1位)が、セルビア代表(同4位)に26点差をつける快勝。また、五輪前の強化試合から評価を上げてきている南スーダン代表(同33位)はプエルトリコ代表(同16位)を下して初出場初勝利をつかんだ。

 第1戦全6試合のなかで最多得点を挙げたのは、黒星スタートとなったギリシャ代表のヤニス・アデトクンボ(34得点)。身長224センチを誇るフランス代表のビクター・ウェンバンヤマは19得点9リバウンド3ブロック4スティールと攻守両面で存在感を示し、日本代表の前に立ちはだかったドイツ代表のデニス・シュルーダーも13得点12アシストのダブルダブルをマークした。

 また、NBAで昨シーズンMVPに輝いたセルビア代表のニコラ・ヨキッチは、20得点5リバウンド8アシスト4スティールと気を吐いたものの勝利には届かず。アメリカ代表のケビン・デュラントは5本の3ポイントも含め9本中8本のシュートを決める驚異の精度で23得点を挙げた。なお、リバウンドランキングではジョシュ・ホーキンソンが1位(11本)、八村塁が2位(10本)と日本代表勢が上位にランクイン。第2戦以降の活躍にも期待がかかる。

 各グループ第1戦の試合結果と順位表、現時点での決勝トーナメント進出8チームは以下のとおり。