【F1】角田裕毅の去就に影響か カルロス・サインツがウィリアムズと2年契約発表

AI要約

F1のカルロス・サインツが来季からウィリアムズと2年契約を結ぶことが決まった。

サインツはウィリアムズを選んだ理由や抱負を語り、常勝軍団の復活を宣言した。

サインツの移籍がRBの角田裕毅に影響を及ぼす可能性や、さらなる展開も予想される。

【F1】角田裕毅の去就に影響か カルロス・サインツがウィリアムズと2年契約発表

 F1で去就が注目を集めていたカルロス・サインツ(フェラーリ)が29日(日本時間30日)、来季からウィリアムズと2年契約を結んだ。

 今季限りでフェラーリを退団するサインツを巡っては、2026年から参戦するアウディのほか、レッドブルやメルセデスからの関心も噂されていた。

 そうした中で、サインツは後から声をかけてきたウィリアムズを選択。名門の復活を目指す長期的なプロジェクトに心が揺さぶられたようだ。

 ウィリアムズは公式サイトで2年契約を発表。サインツは「ウィリアムズは、私がF1の旅を続けるのにふさわしい場所だと確信している。私の子供時代のヒーローの多くが過去に走り、このスポーツに影響を与え、歴史があり成功したチームに加わることができて、とても誇りに思う」と喜びを語った。

 そして「ウィリアムズを本来あるべき場所、つまりグリッドの最前線に戻すという究極の目標に、興奮と前向きな気持ちで取り組む挑戦だ。このチームには再び歴史を作るのに必要な要素がすべて揃っている」と常勝軍団の復活を宣言した。

 サインツの契約問題が決着したことで、大きな影響を受けるのがRBの角田裕毅だ。

 サインツはレッドブルの獲得候補にも挙がっていたが、これで消滅。セルジオ・ペレスの更迭論が高まる中で候補の一人が消えたことで、角田の来季昇格の可能性が高まったと言える。

 また、サインツ獲得に最も熱心だったアウディが角田に方向転換する可能性も。角田の去就問題が一気に加速していくかもしれない。