スパウェザーに翻ろうされたベルギーGP予選はグリッド降格のフェルスタッペンが最速!決勝のフロント・ローはルクレール&ペレス|F1

AI要約

2024年のF1第14戦、ベルギーGP予選が行われた。路面状況や予報、各セッションの結果について報告。

予選では雨の影響があり、各ドライバーが濡れた路面でのアタックに挑む。角田裕毅はPU交換の影響を受け、Q1で脱落する結果に。

ポールポジションはマックス・フェルスタッペンだが、PU交換で10グリッド降格が決まっている。フロント・ローはチャールズ・ルクレールとセルジオ・ペレスが獲得。

スパウェザーに翻ろうされたベルギーGP予選はグリッド降格のフェルスタッペンが最速!決勝のフロント・ローはルクレール&ペレス|F1

2024年のF1第14戦、ベルギーGP予選が現地時間27日行われた。

現地スパ・フランコルシャンは雨でF2のレース1が延期になり、その後は雨が降らなかったものの、路面は濡れたまま。気温18℃、路面温度22℃となっている。

予選Q1開始時刻となり、路面は濡れた状態で、各車インターミディエイトを装着してアタックをスタートさせる。Q1の途中から雨が降ってくるのではないかとの予報もあるため、各ドライバーは早々にタイムを出しにいった。

だが雨はなかなか降ってこないこともあり、周回を重ねていくたびにレコードラインが乾いていく状況となった。角田裕毅はPU交換で最後尾スタートが確定しているものの、Q1の最後では新しいインターミディエイトに履き替えて、ラストアタックへと出ていった。

結局Q1で15番手に入れなかったのはニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン、角田、ローガン・サージェント、チョウ・グァンユの5台だった。

角田はQ1最後のアタックで、ターン1で大回りとなってしまったこともあり、タイムを伸ばせずQ1脱落となった。最後尾確定ながら予選18番手という結果になっている。

続く予選Q2でも、天候が不安定なこともあり、各ドライバーは早めにアタックを行う。このQ2では途中の雨で一時はタイムが伸び悩む状況も散見されたが、Q2終盤に近づくと、後からアタックしたほうが優位な流れに。

結局このQ2でトップ10に入れなかったのは、アレクサンダー・アルボン、ピエール・ガスリー、ダニエル・リカルド、バルテリ・ボッタス、ランス・ストロールの5台だった。

そして5列目までのグリッド順を決めるQ3でも、雨混じりのことから、10人のドライバーがすぐさまタイムを出しにいった。最初のアタックでマックス・フェルスタッペンが1:53.159をマークし、この時点のトップに立つ。2番手セルジオ・ペレス、3番手ルイス・ハミルトン、4番手オスカー・ピアストリという順番になり、残り3分を切って各ドライバーがラストアタックに出ていく。

だがこの間も少しウェット具合が強まったこともあり、各車はタイムを伸ばせず。結局フェルスタッペンの1:53.159がそのままポールタイムとなった。だがフェルスタッペンはPU交換で10ポジションダウンが決まっているため、決勝でのポールスタートはラストアタックで唯一タイムを伸ばしたチャールズ・ルクレールとなる。予選3番手はペレスで、決勝のフロント・ローはルクレール&ペレスになる。

予選4番手はハミルトン、5番手ランド・ノリス、6番手ピアストリ、7番手ジョージ・ラッセル、8番手カルロス・サインツ、9番手フェルナンド・アロンソ、10番手エステバン・オコンというトップ10のタイム順だった。

決勝ではフェルスタッペンが11番グリッドから、角田が最後尾からレーススタートとなる見通し。