【スケートボード】堀米雄斗 大逆転で2大会連続の金!「あきらめかけたこともあった…」

AI要約

堀米雄斗がパリ五輪のスケートボード男子ストリートで2連覇を果たした。

堀米は復活劇を見せ、最終5本目で大技を成功させ大逆転で優勝した。

他の日本勢は惜しくもメダル獲得はならず、小野寺吟雲は決勝進出を逃した。

【スケートボード】堀米雄斗 大逆転で2大会連続の金!「あきらめかけたこともあった…」

 どん底からの復活だ。パリ五輪のスケートボード男子ストリートで、東京五輪金メダルの堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)が2連覇を達成した。

 堀米はベストトリックで上位が激戦となる中、暫定3位で終盤へ。3、4本目で痛恨の着地失敗で窮地に追い込まれるが、最終5本目で高い難易度の大技を見事に決めて、この日最高となる驚異の97・08点をマーク。ランと合計で281・14点とし、大逆転で劇的連覇を果たした。

 自国開催の東京五輪で金メダリストを獲得し、一躍ヒーローとなった。しかし、その後にスランプに陥り、パリ五輪の出場権争いでも〝圏外〟に低迷。それでも6月のパリ五輪予選シリーズ最終戦で優勝し、逆転で代表枠に滑り込んだ。

 五輪の大舞台で復活を果たした堀米は「本当にここまで来るのに、あきらめかけたこともあった。五輪に行けるかも分からない状況で、最後の五輪予選で1位を取ってもいけない可能性があって…。少しの可能性、1%ぐらいの可能性を最後まで信じて、この五輪でもやってこれて、最後に実ってうれしい」と喜びを爆発させた。

 その他の日本勢は白井空良(そら=22、ムラサキスポーツ)は4位で惜しくもメダル獲得はならず。世界ランキング1位の小野寺吟雲(ぎんう=14)は予選で14位に終わり、8人で争う決勝進出を逃した。