【パリ五輪セブンズ】女子1日目、サクラセブンズは連敗スタート。キャプテン平野「フィジカルで負けた」

AI要約

日本代表“サクラセブンズ”はパリでの初戦でアメリカに36-7で敗れ、続くフランス戦でも49-0で完敗。プールCで4位につける厳しいスタートとなった。

キャプテンの平野優芽は状況についてコメントし、明日のブラジル戦に向けて意気込みを示した。

準々決勝進出にはブラジル戦の勝利だけでなく、他プールの結果や十分な得点も必要となる。

【パリ五輪セブンズ】女子1日目、サクラセブンズは連敗スタート。キャプテン平野「フィジカルで負けた」

 現地時間7月28日、サン・ドニのスタッド・ド・フランスでパリ2024オリンピックの7人制ラグビー(女子)の第1日の予選ラウンドがおこなわれた。プールCの日本代表“サクラセブンズ”はアメリカに7-36で敗れ、フランスに0-49で敗れる連敗スタートとなった。

 サクラセブンズのパリでの初陣は第3試合のアメリカ戦。前半2分に日本の水谷咲良が中央突破からトライを奪う。内海春菜子のコンバージョンも決まり、7点を先取した。しかしその後はアメリカに4トライ1ゴールを奪われ、7-22で前半が終了。

 後半もアメリカが得点を重ね、2トライ2ゴールで日本を突き放す。後半ロスタイムに原わか花が敵陣5mライン手前まで持ち込むもノックオンでボールをつなげられず試合終了。日本は7-36で初戦を落とした。

 4時間後におこなわれた第10試合で日本は開催国フランスと対戦。前半1分にフランスのイアン・ジェイソンに先制トライを奪われると、その後も連続で得点を重ねられ、0-28で前半が終了。

 後半も攻勢をかけるフランスはイアン・ジェイソンの3トライ目を含む3トライ3ゴールで得点を49まで積み上げた。日本は後半7分に松田凜日のランでゴール前までボールを運ぶもノックオンとなりノーサイドに。0-49でフランスに大差をつけられ敗戦した。

 予選ラウンドの2試合を終え、日本はプールCの4位につける。プール最終戦のブラジル戦と他プールの結果で全体で8位以上に入れば準々決勝に進出できるが、相当数の得点が必要になる。

 キャプテンの平野優芽は「今日の2試合はどちらのゲームもキックオフで苦戦したり、フィジカルに負けてアタックの時間が短かかったりと、思うような試合をすることができませんでした。まずは明日のブラジル戦で、サクラセブンズのラグビーを出せるように気持ちを切り替えて臨みたいと思います」とコメントした。