ブライトン指揮官、苦戦認める「東京Vはコンパクトでトランジションがうまい」。三笘薫への期待も口に

AI要約

ブライトンは東京ヴェルディとのプレシーズンマッチで4-2の勝利を収め、ジャパンツアーを連勝で終えた。

監督は試合の苦戦を認めつつも、東京Vの組織力を高く評価し、三笘薫のパフォーマンスに満足感を示した。

開幕までの3週間ではチーム全体のレベルアップに期待が寄せられている。

ブライトン指揮官、苦戦認める「東京Vはコンパクトでトランジションがうまい」。三笘薫への期待も口に

ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督が、東京ヴェルディとのプレシーズンマッチを振り返った。

ブライトンは28日、「ブライトン&ホーヴ・アルビオン・ジャパンツアー2024」で東京ヴェルディと国立競技場で対戦。試合は11分にヤン・ポール・ファン・ヘッケが先制点を奪うと、直後に追いつかれるも前半終盤にヤンクバ・ミンテ、後半開始早々にシモン・アディングラが加点する。その後、東京Vに1点を返されたが、77分にジェレミー・サルミエントがゴールネットを揺らしてトドメを刺し、4-2で試合終了。鹿島アントラーズ戦に続く勝利で、ジャパンツアーを連勝で終えた。

試合後、ヒュルツェラー監督は「正直に言うと、今回の試合は前回(鹿島戦)よりも大変苦戦した」と口に。中3日での連戦によりフレッシュさに欠け、「パフォーマンスとしては前回よりも良くなかった」と振り返る。

しかし、苦戦の理由は東京Vの組織力にもあるとも。チームとしてボール保持を試みたが、「ヴェルディも非常にコンパクトで、トランジションが非常にうまいチームで苦戦した。これまでのヴェルディの2試合を事前に見ていたが、ストラクチャーも強く、規律のある試合運びで、非常に苦しめられたというのが正直なところ」と認めた。

また、この試合でもボールを持てば、持ち前のテクニックで会場を沸かせた三笘薫については、「今回も良い試合をしてくれた。全ての試合で存在感も出してくれたと思う。彼としてはフィジカルを改善しようとしていると思うが、今日の試合でもスキルを見せてくれた」と満足感を示し、「開幕までは3週間あるため、誰が見ても100%だというレベルに必ず引き上げてくると思う」とここからの仕上げに期待を寄せた。