ブライトンが鹿島に続き東京Vも下して日本ツアーを連勝!三笘はこの日も45分間プレー

AI要約

ブライトンが東京ヴェルディを4-2で下し、日本ツアーを連勝で終えた。

三笘薫が先発し、前半から活躍。しかし東京Vも激しい攻防をみせる。

ブライトンが後半に追加点を挙げて勝利。東京Vも一進一退の攻防を繰り広げた。

[7.28 親善試合 ブライトン4-2東京V 国立]

 ブライトンが東京ヴェルディを4-2で下し、鹿島戦に続く連勝で日本ツアーを終えた。三笘は鹿島戦に続き、前半45分間をプレーした。

 ブライトンによる日本ツアー第2戦。24日の鹿島戦には5-1で大勝し、衝撃的な強さをみせていた。日本代表FW三笘薫の怪我からの復帰戦ということでも話題を集めたが、中3日のこの日も三笘は先発出場を果たした。

 この日も前半からブライトンが攻勢に出た。前半11分には右サイドで獲得したCKからFWダニー・ウェルベックの折り返しをDFヤンポール・ファンヘッケが流し込んで先制に成功する。

 しかし東京Vも鮮やかなカウンターからすぐに同点に追いついてみせる。前半15分、左サイドで持ち上がったFW山見大登が鋭いアーリークロスを通すと、逆サイドにいたFW木村勇大がダイレクトで合わせて、スコアをタイに戻した。

 ただブライトンのリズムは崩れない。左WGで先発した三笘も、鹿島戦よりもコンディションの良さを伺わせるプレーを連発。前半33分にMF松橋優安をヒールトラップで外した場面で会場を沸かせると、さらに同40分には右サイドからクロスを右足アウトで合わせるシュートをみせる。いずれも得点には繋がらなかったが、切れ味鋭いプレーをみせた。

 するとブライトンは前半44分にカウンターからドリブルで運んだFWヤンクバ・ミンテがゴールネットを揺らして勝ち越しに成功すると、鹿島戦同様にハーフタイムにフィールドプレーヤー全員を交代して臨んだ後半4分にはFWシモン・アディングラが追加点を決めて点差を広げる。

 東京Vも後半9分、左サイドで獲得したFKを山見が蹴ると、ファーから走り込んだDF林尚輝が頭で合わせて1点差とする。さらに後半開始から投入された今夏新加入のFW松村優太が同19分に山見の左クロスに飛び込むプレーを見せるなど、見せ場を作る。

 しかし次の得点はブライトン。後半32分、DFラインからのパスを縦に繋ぐと、MFファクンド・ブオナノッテがドリブルで持ち込んだボールがエリア手前でこぼれる。これに素早く反応したMFジェレミー・サルミエントが右足を振ると、シュートはゴール左隅を捉えた。