楽天・辰己涼介、サヨナラ打で後半戦初白星 6点ビハインドはね返して再び貯金『1』

AI要約

楽天は9回に辰己のサヨナラ勝ちでロッテを破り、後半戦初勝利を挙げた。

先発の荘司は制球に苦しみ、4回で2失点。しかし、6回に6点を返し逆転に成功。

鈴木翔と則本の好投で守り、辰己のサヨナラ打で勝利を収めた。

楽天・辰己涼介、サヨナラ打で後半戦初白星 6点ビハインドはね返して再び貯金『1』

◇28日 楽天8X―7ロッテ(楽天モバイルパーク宮城)

 楽天は7―7の同点で迎えた9回に辰己涼介外野手が中前へ適時打を放って、今季5度目のサヨナラ勝ち。後半戦初白星で、26日から続いていた連敗を「3」で止めた。

 この日は5月22日のソフトバンク戦(京セラドーム大阪)以来の1軍マウンドだった荘司が先発したが、制球が定まらず4回2死満塁から9番・和田の右前適時打で2点の先制を許し、4イニング3安打2失点、6四球で降板。2番手の弓削も5回に3本の適時打を浴びて一挙4点を失った。

 しかし、6点を追いかける6回に反撃。無死満塁から小郷が放った中犠飛、続く中島の左前適時打で1点ずつ返すと、辰己が左翼席へ4号3ランを放ち1点差に迫った。さらに、1死満塁から7番・村林の右犠飛で同点に追いつき、続く黒川が中前適時打。一挙7点のビッグイニングで6点差を逆転した。

 7回に4番手の酒居が1死一、三塁から和田にスクイズを決められて7―7とされたが、8回は鈴木翔、9回は則本が無失点投球。9回の攻撃でロッテの守護神・益田から1死二、三塁の好機をつくると、辰己が中前へサヨナラ勝ちを決める適時打を放ち、後半戦初白星を手にした。