【高校野球】奈良大会決勝で智弁学園が147キロ右腕を攻略!2年連続22回目の夏出場決めた

AI要約

智弁学園が奈良大付を5-4で破り、全国高校野球選手権奈良大会決勝を制した。

智弁学園はMAX147キロ右腕の岸本佑也投手を攻略し、2年連続22回目の夏の全国大会出場を果たした。

奈良大付は試合終盤に追い上げるも、最後の1点が届かず準優勝となった。

【高校野球】奈良大会決勝で智弁学園が147キロ右腕を攻略!2年連続22回目の夏出場決めた

 ◇全国高校野球選手権奈良大会決勝 智弁学園5―4奈良大付(2024年7月28日 さとやくスタジアム)

 智弁学園がMAX147キロ右腕の奈良大付・岸本佑也投手(3年)を攻略した。

 NPB5球団のスカウトが見守る中、岸本は自己最速タイの147キロの速球を智弁打線に投げ込むが、2回に智弁学園の8番・西川煌太遊撃手(3年)の右翼線にぽとりと落ちる二塁打で先制を許すと、3回には2本のヒットと失策が絡んで2点を失った。岸本は4回に智弁学園の4番・中道優斗左翼手(2年)の中前適時打、5番・巴田琉碧(ともだ・るい)中堅手(3年)の中犠飛で5点目を失ったところで降板した。

 奈良大付は6回無死一、二塁から4番・森央真左翼手の中前打で1点を返すと途中出場の7番・山本兼蔵内野手(3年)の2点適時打で2点差に。山本は8回二死三塁から遊撃内野安打で1打点。4―5と追いすがったが、最後の1点が遠かった。

 2年連続22回目の夏を決めた智弁学園の知花琉綺亜(ちばな・るきあ)主将(3年)は「ずっと日本一を目指して練習してきた。全国でも一戦必勝で頑張ります」と笑顔で抱負を語った。