人種差別発言のラグビー仏代表FB、34週間の出場停止処分

AI要約

フランスラグビー連盟(FFR)は26日、動画で人種差別発言を行ったFBメルビン・ジャミネ(Melvyn Jaminet)に対し、34週間の出場停止処分を科したと発表した。

FFRは声明で、ジャミネの発言が『ラグビーの高い利益を損ねた』と判断し、3万ユーロの罰金処分も科したことも明らかにした。

25歳のジャミネはフランス代表としてアルゼンチン遠征中に人種差別発言をし、チームから追放された後、FFRによる処分を受けた。

人種差別発言のラグビー仏代表FB、34週間の出場停止処分

【AFP=時事】フランスラグビー連盟(FFR)は26日、動画で人種差別発言を行ったFBメルビン・ジャミネ(Melvyn Jaminet)に対し、34週間の出場停止処分を科したと発表した。

 FFRは声明で、「本日(26日)開かれた懲戒委員会の会合の結果、メルビン・ジャミネが『ラグビーの高い利益を損ねた』と判断した」と述べ、3万ユーロ(約500万円)の罰金処分も科したことも明らかにした。

 25歳のジャミネはフランス代表としてアルゼンチンに遠征中の今月6日、同国に勝利した試合の後、インスタグラムのストーリーで「約束する。道で会った最初のアラブ人に頭突きをしてやる」と発言している動画を投稿し、チームから追放された。この動画は、その後削除された。

 FFRはその翌日、ジャミネの発言は「全く受け入れられない」とし、同選手をチームから除外した中で、内部調査を行う意向を示していた。【翻訳編集】 AFPBB News