【別府競輪(ナイター)GⅢ開設記念】九州にゆかりある松谷秀幸が3番手から差し脚を発揮

AI要約

松谷秀幸が九州ライン3番手から優勝を狙う準決勝で、小松崎大地を微差で勝利し決勝進出を果たす。

決勝進出に喜びを感じながらも、自力選手が不在の決勝で九州ラインの3番手を選ぶ選択をする松谷秀幸。

他の選手も活躍する中、南九州支部の一丸尚伍選手もタテ脚を見せて連入する。9―2―13457、7―1=4。

【別府競輪(ナイター)GⅢ開設記念】九州にゆかりある松谷秀幸が3番手から差し脚を発揮

<27日・別府競輪・3日目>

<記者コラム・造田大の大勝負>

 松谷秀幸が九州ライン3番手から優勝を狙う。準決12Rは先行した小畑勝広を目標に脚を伸ばして、3着で決勝進出を決めた。

 「体感的に行かれたと思った」。長い写真判定の末、小松崎大地に微差で勝って、決勝入りの切符をつかんだ。「すごいギリギリですね…。決勝に乗れてよかった。でも、2日目にラインを組んだ小松崎君に少し申し訳ないですね(苦笑)」とやや喜びを抑えて感想を語った。

 決勝は同地区の自力選手が不在で、九州ラインの3番手を選んだ。野球留学で沖縄の私立興南高に進学した過去があり、松谷にとって九州は切っても切れない関係だ。「最後も踏み勝っているし悪くない。松戸から引き続き、脚の感じはいいと思う」。今年ビックで2度決勝入りした実力者が、好展開から差し脚を繰り出す。▼12Rは阿部将大が番手捲りを放てば、松谷に展開が向く。9―2―13457。

 ▼3R(小酒大勇) 南九州支部の選手にとって、別府は地元バンク同然で、補充参戦でも気持ちも入っているはず。一丸尚伍マークからタテ脚を繰り出して連入する。7=35―12359、7―1=4。