柔道女子の角田夏実が日本勢通算500個目のメダルへ王手 準々決勝で最大のライバルを撃破【パリオリンピック】

AI要約

柔道女子48キロ級で初出場の角田夏実が準決勝に進出し、メダル獲得への期待が高まっている。

角田夏実は開催国のフランス代表を巴投げで一本勝ちし、メダル獲得に向けて強い姿勢を見せている。

過去の女子48キロ級日本代表の輝かしい成績も紹介されている。

◇27日 パリ五輪 柔道女子48キロ級(シャン・ド・マルス・アリーナ)

 女子48キロ級で初出場の角田夏実(SBC美容クリニック)が準決勝に駒を進め、メダル獲得に王手をかけた。メダルを獲得すれば、日本勢で夏の五輪通算500個目となる。

 最大のライバルとみられた開催国のフランス代表で、2023年世界選手権銀メダリストのシリヌ・ブクリとは準々決勝で対戦。「アレ!ブクリ!」のコールが沸き起こり、アウェーとなった中、開始1分で得意の巴投げで一本勝ちした。

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 ◆女子48キロ級日本勢の歴代成績は以下の通り。

 1992年バルセロナ 田村亮子 銀メダル

 1996年アトランタ 田村亮子 銀メダル

 2000年シドニー 田村亮子 金メダル

 2004年 アテネ 田村亮子 金メダル

 2008年 北京 谷亮子 銀メダル

 2012年 ロンドン 福見友子 5位

2016年 リオデジャネイロ 近藤亜美 銅メダル

 2021年 東京 渡名喜風南 銀メダル

(写真はAP)