初めてモーニング出走中の金子貴志「今の自分には1周少ないA級がいい」/熊本競輪

AI要約

金子貴志がA級落ち後、モーニング7で好調なレースを続けていること。

金子貴志がモーニング競輪の利点を語り、ミッドナイトよりも良いと感じていること。

リカバリー時間の重要性を強調し、準決勝からの順調な状態復帰を報告。

初めてモーニング出走中の金子貴志「今の自分には1周少ないA級がいい」/熊本競輪

 熊本競輪場のモーニング7「スピードチャンネル・スカパー杯(F2)」は27日に2日目を開催。5R準決勝に出走した金子貴志(48歳・愛知=75期)に話を聞いた。

 25年ぶりにA級落ちした金子貴志が、降級3節目でモーニング7に出走。初日特選は捲りを決めた吉川希望に、準決勝は番手に入って鋭く抜け出した佐藤竜太に続いて2着2本で決勝進出。降級後の3節は未勝利ながら全てで決勝まで勝ち進んでいる。

「キツかった。A級も厳しいですね。後輩が頑張ってくれたおかげです。なかなか1着が取れないけど、体の方は少しずつ良くなっていますよ。体幹に力が入るようになっている。どこかで1着を取れたらいいんですけどね。今の自分にとっては1周少ないA級の方がいい。S級は(誘導が退避する)残り1周でペースが急激に上がるんです。そこで脚を削られて苦しかった」

 そこからは初めて参戦しているモーニングに話題が及んだ。

「ミッドナイトは走ったことがあったけど、モーニングは初めて。でも思ったよりも良かったです。自分としてはミッドナイトよりもいいかな。終わってからゆっくりリカバリーが出来るので。早く起きなきゃならないけど、その分早く寝られる。夜型なので体自体はミッドナイトの方が動くと思うけど、総合的にはモーニングを走る方がいいです。ミッドナイトは時間があり過ぎて、逆にダラダラしちゃいますね」

 状態を戻している段階の金子にとっては、リカバリーする時間が大切。デイやナイター、ミッドナイト開催よりもフレッシュな状態でレースに臨めているようだ。決勝も佐藤竜太マークから、昨年4月以来の1着で久しぶりのVゲットを目指す。(netkeirin特派員)