阪南大高が鮮やかな逆転勝ち!優勝候補の大津を撃破
阪南大高が大津を2-1で破り、2回戦に進出した。
大津が圧倒的にボールを支配しながらも阪南大高の堅い守備に苦しむ展開。
阪南大高が逆転勝利を収め、プレミアWEST首位の大津を撃破。
7月27日、令和6年度全国高校サッカーインターハイ(総体)1回戦が行われ、広野町サッカー場の第2試合では阪南大高(大阪)が大津(熊本)に2-1で勝利し2回戦に駒を進めた。
試合開始から圧倒的にボールを支配した大津だったが、5-4-1の5バックで守備を固めた阪南大高を崩しきれない展開が続く。
阪南大高はワントップのFW弓場潤哉が単独で持ち運び、リスクを抑えながらカウンターから得点機を狙う。
スコアレスのまま後半を迎えると、53分に大津がCKからMF溝口晃史が先制ゴールを決め均衡を破る。
しかし、ここから阪南大高が反撃を開始。CBを一枚減らしMF瀬尾優斗をトップ下に投入すると、61分に途中出場のMF伊藤成康が同点ゴール。70分にはMF福本一太のミドルシュートをGKが弾いたところを瀬尾が押し込んだ。
逆転に成功した阪南大高はその後の大津の猛攻を凌ぎ切り、2-1で勝利。プレミアWESTで首位を走る優勝候補の大津を破った阪南大高が見事に初戦を突破した。
(文・写真=会田健司)