大谷翔平 2戦連続マルチ安打 フリーマン不在の劣勢の中で存在感示す

AI要約

大谷翔平投手がアストロズ戦で2試合連続のマルチ安打を記録。

敵地ファンからのブーイングの中、大谷は初球を中前に適時二塁打とする。

欠場したフリーマンの穴を埋める活躍が期待される大谷は、打率.312でナ・リーグトップに浮上。3冠王を狙える位置にある。

大谷翔平 2戦連続マルチ安打 フリーマン不在の劣勢の中で存在感示す

 ◇インターリーグ ドジャース-アストロズ(2024年7月26日 ヒューストン)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で二塁打を放つと、第4打席でも安打を放ち、2試合連続でマルチ安打をマークした。

 第1打席から敵地ファンに大ブーイングで迎えられた。三塁側のプレートを踏む左腕バルデスの初球95.4マイル(153.5キロ)のシンカーを中前にはじき返すと、快足を飛ばして一気に二塁へ到達した。しかし、その後スミス、T・ヘルナンデス、パヘスが打ち取られて無死二塁の先制機を生かせなかった。

 この日の試合に「3番・一塁」で先発予定だった主砲フリーマンが三男マキシマス君(3)が滑膜炎に感染してロサンゼルスに戻ったため試合前に緊急欠場することが決定。大谷にはフリーマンの穴を埋める活躍が期待されている。

 25日のジャイアンツ戦では8回に今季31号となる右越えソロを放ち、日米通算250号に到達。ゴルフのサンドウエッジから放たれたかのような弾道は自己最高角度の46度で、米データサイトによれば、トロピカーナフィールド、ローンデポ・パークなら天井に直撃していた当たりだった。

 2安打を放って打率.312はパドレス・アラエスを抜いてナ・リーグトップに浮上。本塁打、打率でトップに立ち、打点もブレーブス・オズナに6打点差と3冠王を狙える位置につけている。