夏の甲子園、始球式は江川卓さん 高校野球

AI要約

日本高校野球連盟は第106回全国選手権大会の運営委員会を開き、開幕試合の始球式は江川卓さんが務めることが決定。

江川さんは作新学院高時代に完全試合を2度達成し、「怪物」と呼ばれた名選手。また、開会式入場行進の先導役は穴水高の東野魁仁主将が務める。

熱中症特別警戒アラートの設定や選手への補食提供など、暑さ対策も取られることが決定。

 日本高校野球連盟は26日、第106回全国選手権大会(8月7日開幕、甲子園球場)の運営委員会を大阪市内で開き、開幕試合の始球式はプロ野球元巨人の江川卓さん(69)が務めると発表した。

 

 江川さんは作新学院高(栃木)在学時に完全試合を2度達成。1973年春の選抜大会では1大会通算最多の60奪三振を記録するなど、「怪物」と呼ばれた。開会式入場行進の先導役は、今年元日の能登半島地震で被災した穴水高(石川)の東野魁仁主将が務める。

 また、熱中症特別警戒アラートが発令された場合、対策本部を設けて試合運営に関する協議を速やかに行う。暑さと健康対策の観点から、出場校の選手に補食を提供することも決めた。