バッテリー不要で冷感続くベストに注目 「猛暑対策展」都内で始まる

AI要約

暑さ対策に役立つ資材のメーカーなど82社が出展する「猛暑対策展」が東京都江東区で始まり、熱中症予防に役立つ最新グッズが紹介されている。

バッテリー不要で手軽に使える水だけでベストを冷やす「アクアウォーターベスト」やPCM素材で作られた「アイスマンPCMベスト」など、注目の商品が多数登場している。

各社のグッズは、体を直接冷やすだけでなく実用的な特徴を持ち、猛暑対策に効果的なアイテムとして展示されている。

バッテリー不要で冷感続くベストに注目 「猛暑対策展」都内で始まる

 暑さ対策に役立つ資材のメーカーなど82社が出展する「猛暑対策展」が24日、東京都江東区で始まった。今年も猛暑が続く中、各社は熱中症予防に活用できる最新グッズなどをPR。体を直接冷やす“着る”グッズの中でも、バッテリー不要で手軽に使える製品に注目が集まった。26日まで。

 ビッグボーン(広島県福山市)は、水だけでベストを冷やす「アクアウォーターベスト」を出展した。アクアテック社(同)の製品。背面にある口から水を最大400ミリリットルを注ぐことができ、気化冷却で、1日中涼しさを感じられる。

 バッテリーや保冷剤は不要で、薄い素材のためファン付き作業着などのインナーとしても着用できる。5サイズあり、本体のみの重さは250~290グラム。希望小売価格は、ベスト全体が冷えるモデルで1万9800円。

 「氷を纏(まと)う」とうたう新商品「アイスマンPCMベスト」をPRしたのは、山真製鋸(静岡県浜松市)。これもバッテリー不要で、ベスト自体を冷蔵庫や冷凍庫で冷やして使う。26度以下で自然に凍るPCM素材で作られたベストで、26度の冷感を長時間保つ。細かいブロックで作られており、体を曲げたり左右に回したりしやすい。3万300円(税別)。