【アーチェリー】6大会連続出場の古川高晴は35位で「0点」 次戦は後輩・中西絢哉と対戦

AI要約

アーチェリー男子で、東京五輪個人&団体銅メダルの古川高晴がランキングラウンドで35位となる。

古川は挽回を誓い、次の1回戦では中西絢哉との対戦が待つ。

日本勢は他にも中西絢哉と斉藤史弥が競技に参加した。

【アーチェリー】6大会連続出場の古川高晴は35位で「0点」 次戦は後輩・中西絢哉と対戦

 【パリ25日=竹本穂乃加】アーチェリー男子で、トーナメントの組み合わせを決めるランキングラウンド(72射、720点満点)が行われ、東京五輪個人&団体銅メダルの古川高晴(39=近大職)は659点で64人中35位となった。

 上位通過を狙っていた古川は「0点ですね。本当は打ち方に集中すべきだったけど、点数への意識が強すぎました」と反省。

 金メダル獲得を宣言して迎えた自身6度目の五輪は好発進とはいかなかったが、21年東京五輪ではランキングラウンド46位から表彰台入りを果たしており「前回の経験がある。ここからできることを、ひとつひとつ勝ち上がっていけば上に行ける可能性は十分ある」と挽回を誓った。

 初の金メダル獲得へ、8月1日に行われる1回戦で古川を阻むのは中西絢哉(シーアール物流)。日本人対決にも「自分に集中することでパフォーマンスを発揮できる。特に相手は気にしていない」と言う39歳は、持ち前の集中力と、五輪6大会連続出場の経験値を武器に、巻き返しを図る。

 日本勢は、中西絢哉(シーアール物流)が663点で30位、斉藤史弥(日体大)が650点で49位。女子の野田紗月(ミキハウス)は666点で12位だった。