元世界1位ケルバー 五輪で現役引退「決して忘れない」 初戦は大坂なおみ<女子テニス>

AI要約

元世界ランク1位のA・ケルバーがパリオリンピックを最後に引退することを発表

ケルバーは過去に四大大会3勝を含む14個のツアータイトルを獲得し、2016年には世界ランク1位になった経験がある

今季復帰したものの成績が振るわず、27日からのパリオリンピックがテニス選手として最後の大会となる

元世界1位ケルバー 五輪で現役引退「決して忘れない」 初戦は大坂なおみ<女子テニス>

女子テニスで元世界ランク1位のA・ケルバー(ドイツ)は25日に自身のSNSを更新し、27日に開幕するパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)を最後に現役を引退すると発表した。

36歳のケルバーは四大大会3勝を含む14個のツアータイトルを獲得。2016年9月には世界ランク1位に上り詰めた。オリンピックでは2016年のリオデジャネイロ大会で銀メダルを獲得している。

2023年2月に出産を経験したケルバーは今季ツアーに復帰。しかし、復帰後はマッチ7勝14敗と苦戦していた。

そのケルバーはこの日、自身のインスタグラムを更新し27日に開幕するパリオリンピックを最後に現役を引退すると発表した。

ケルバーは投稿内で「ゴールライン。オリンピックが始まる前に、私はパリ2024を決して忘れないと断言できます。なぜなら、これがテニス選手としての最後のプロトーナメントになるからです。これれは正しい決断なのかもしれませんが、そう感じることはできません。なぜなら、私は心からこのスポーツを愛しており、テニスが私に与えてくれた思い出と機会に感謝しているからです」とコメントしている。

最後の大会となるオリンピックでシングルスに出場するケルバーは、1回戦で同じく母となった元世界ランク1位の大坂なおみと対戦する。