【新日本・G1】春夏連覇狙う辻陽太 ファンタズモにスキ突かれ2敗目「もう負けられねえな」

AI要約

新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」25日高松大会のBブロック公式戦で、辻陽太がエル・ファンタズモに敗戦を喫し、戦況が厳しくなる。

辻はファンタズモの左ヒザを徹底的に痛めつけるが、勝利を逃す。ファンタズモの攻撃で逆転されてしまった。

バックステージでの辻のコメントでは、敗因を独特な視点で分析し、残りの戦いに対する決意を語った。

【新日本・G1】春夏連覇狙う辻陽太 ファンタズモにスキ突かれ2敗目「もう負けられねえな」

 新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」25日高松大会のBブロック公式戦で、辻陽太(30)がエル・ファンタズモ(37)に2敗目を喫した。

 今年の「NEW JAPAN CUP」覇者として史上初の〝春夏連覇〟を狙う辻は、雪崩式ドラゴンスクリュー、ゴリラクラッチとファンタズモの左ヒザを徹底的に痛めつける。必殺のジーンブラスターをかわされるとサドンデスからCR2を浴びてしまうが、左ヒザのダメージでファンタズモのカバーが遅れたため九死に一生を得た。

 しかし一瞬のスキを突かれて勝利がスルリと逃げていった。雪崩式スパニッシュフライを防がれた辻は、サンダーキス86を剣山で迎撃して丸め込む。だがこれを返されると、逆に押さえ込まれて電光石火の3カウントを奪われてしまった。

 バックステージで辻は「覚えているか? G1の記者会見を。俺はBブロックの選手にマーロウのプリンを差し入れたんだ。そこでアイツらがどういう性格かだいたい分かったよ。ELP、お前は元気がないながらもあのマーロウのプリンを食べた。それがお前の今日の勝因だろう」と独特過ぎる敗因を分析。とはいえ序盤での2敗目で戦況が厳しくなったのは紛れもない事実だ。「俺にとってはいただけない敗戦だ。9戦あるうちの2つを落としてしまった。もう負けられねえな」と残り全勝を誓っていた。