【新日本】“逆転の内藤”一瞬の切り返しでデスティーノ「ホーム」広島でジェイクから今大会初勝利

AI要約

内藤哲也が広島大会で初勝利を挙げる

激しい試合の中で逆転勝利を果たす

内藤の感動的な勝利に広島のファンが e—アップ

<新日本プロレス:広島大会>◇23日◇広島サンプラザホール

 “逆転の内藤”がホーム広島で今大会初勝利をマークした。

 プロ野球広島カープの熱狂的ファンでもあるIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(42)がG1クライマックスAブロック公式戦で「BC WAR DOGS」に加わったジェイク・リー(35)と対戦。場外の床にDDTで突き刺され、あわやリングアウト負け寸前となり、リング上でも強烈なエルボー、サッカーボールキックを何度も浴びてピンチにおちいった。

 それでも一瞬を逃さなかった。17分5秒、圧倒的に攻めていたジェイクがチョークスラムで試合を決めにいくと、内藤はそれを切り返して、デスティーノ。必死に抑え込んで3カウントを奪って辛勝した。

 開幕2連敗を喫していた昨年の覇者、内藤はうれしい初白星をマーク。ジェイクの今大会通算成績も1勝2敗となった。

 内藤は試合後、マイクをつかむと「ブエナス・ノチェ~ス(スペイン語でこんばんは)広島! ここ広島は俺のホームだ。今日勝ったら広島のお客さまの前でマイクできる、このモチベーションで今日最後まで戦い抜きました」と笑顔を見せた。

 そして「マイクで何を言おうかいろいろ考えてたんですが、試合で忘れてしまいました。そこはまさにトランキ~ロ、あっせんなよ」と話し、忘れているならばと最後の締めへ。「まだG1クライマックスの途中ですが、大合唱しましょうよ。俺のホーム広島のお客さま、準備はよろしいでしょうか? 新日本プロレス、広島サンプラザホール大会、最後の締めは…、BUSHI、ヒロム、鷹木、ティタン、陽太、イ・内藤。ノスオトロス・ロス・インゴベルナブレ~ス、デ、ハポン!」と叫んだ。