帝京長岡・芝草宇宙監督、悪天候で決勝順延も「いい時間ができた」動じないメンタルの強さ/新潟

AI要約

第106回全国高校野球新潟大会の決勝は雷雨による悪天候のため中止となり、帝京長岡と新潟産大付の一戦は翌日に持ち越された。

帝京長岡はメンタルの強さを持ち、順延された日も技術向上に励んで臨む意気込みを見せている。

決勝は早朝に行われ、大勢の応援団の前で甲子園切符を手にするチームに期待が寄せられている。

帝京長岡・芝草宇宙監督、悪天候で決勝順延も「いい時間ができた」動じないメンタルの強さ/新潟

 第106回全国高校野球新潟大会の決勝は、雷雨による悪天候のため中止となった。ともに甲子園初出場をかけた帝京長岡と新潟産大付の一戦は26日に持ち越された。

 帝京長岡は雷雨にも動じないメンタルの強さがある。芝草宇宙監督(54)は「自分たちで(メンタルが)うまくコントロールできるメンバーなので。雨でスライドの経験もしてるし、選手たちにとっても考える時間が増えて、そういう意味ではいい時間ができたと思っている」と淡々と話した。

 木村昂暉(こうき)主将(3年)は「自分たちは常にレベルアップを目指してやっている」と言う。今大会中も調整ではなく、技術向上を掲げて、1日1日を過ごしてきた。順延となったこの日も「自分の武器を磨いたりして、いい時間になった。さらにいい状態で臨める」と自信をのぞかせた。

 スタンドにはバス約20台、900人を超える応援団が駆けつける予定だ。指揮官は「本当にありがたいことですし、大勢で来ていただいて、選手たちもそれを励みに頑張ってくれるはず。心強いですし、本当にすばらしい高校だなと感じています」と感謝した。“チーム帝京長岡”で挑む2年ぶりの決勝。全員で初の甲子園切符を手にする。

 決勝はハードオフ新潟で午前10時から行われる。【大島享也】