【中日OB戦】85歳・権藤博vs76歳・谷沢健一のレジェンド対決に感慨 健闘たたえ握手をかわす

AI要約

中日OB戦「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME2024」が行われ、権藤監督と谷沢監督が対決した。

谷沢監督は権藤監督の投球に苦戦し、代打で出場。打席であっさりとアウトになった。

両監督は試合後に握手を交わし、権藤監督は慣れない投球を終えて感慨深げな様子を見せた。

【中日OB戦】85歳・権藤博vs76歳・谷沢健一のレジェンド対決に感慨 健闘たたえ握手をかわす

◇25日 中日OB戦「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME2024」(バンテリンドームナゴヤ)

 両軍の指揮官同士が対決した。昇竜チームの85歳レジェンド右腕権藤博監督が6回のマウンドに上がると、恐竜チームを指揮する首位打者2回の76歳レジェンド・谷沢健一監督が代打として登場。山なりの4球目を捉えて一ゴロに打ち取られた。

 権藤監督もそのままマウンドを降り、お互いの健闘をたたえて握手をかわした。谷沢監督は「3球目はインサイドに投げてくれとジェスチャーしたら。その通りに来たの。ちょっと詰まったね。あれは僕のミス」と苦笑い。権藤監督も「よく届きました。WBCのときに1度始球式をやりましたから、慣れてはいるんですけど。この中で投げられるのは何とも言えないですね」と感慨もひとしおの様子だ。

 権藤監督は入団1年目の1961年に最多勝、最多奪三振、最優秀防御率のタイトルを獲得。新人王、沢村賞に輝いた。連投を重ねていたことから「権藤、権藤、雨、権藤」が流行語にもなった。

 谷沢監督も主軸として活躍し、1976年、80年と首位打者に輝いた。