トヨタ自動車・藤原監督、継投策は「信頼して出した」 都市対抗

AI要約

豊田市・トヨタ自動車は神戸市・高砂市・三菱重工Westに2―9で敗れ、連覇を逃した。

監督は連覇の難しさを認め、勢いを出すことの難しさを感じたと語った。

引退を表明した佐竹功年に敬意を表し、次の世代に大きな目標達成を託した。

トヨタ自動車・藤原監督、継投策は「信頼して出した」 都市対抗

 第95回都市対抗野球大会は第7日の25日、東京ドームで2回戦が始まり、連覇を目指した豊田市・トヨタ自動車は神戸市・高砂市・三菱重工Westに2―9で敗れた。豊田市・藤原航平監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇豊田市・藤原航平監督

 (連覇の難しさは)勢いを出すことが難しいと思った。いろんな意味で波ができてチームに勢いが付く。そのための準備をしたつもりだが、うまく持っていってあげられなかった。

 (序盤に得点を奪えず)結果的に四球などでもらったチャンスをつなげられなかった形になるが、(六回に)2点差を追いついて、よくやった。本当は逆転まで畳み掛けなければいけなかった。

 (七回に磯村峻平、渕上佳輝を投入した継投策)磯村は今年春からずっと結果を出して、あのポジションをつかみとった。信頼して出した。(相手打者が北條史也選手)北條君まで回ったので、渕上が一番いいだろうと。信頼して出した。(結果は)こっちの責任。

 (北條に5打点を許し)北條君にいいところでいかれた。あのしびれるところで、打ったバッターを褒めるべきなのかなと思いました。

 (今大会で引退を表明していた佐竹功年にとって最後の試合)彼は19年間、トヨタが全国で勝てない時から一歩ずつ目線を上げてくれた。僕らにとって一番の功労者。次の世代は、こういう負けと佐竹の姿を参考にもっと大きな目標達成に向けてやってほしい。