【ハイライト動画あり】エイジェック、日本製鉄瀬戸内に逆転勝ち。都市対抗初勝利&栃木県勢74年ぶりの白星

AI要約

日本製鉄瀬戸内とエイジェックの激戦を要約すると、日本製鉄瀬戸内が先制するもエイジェックが逆転し、最終的に5-4でエイジェックが勝利した。

エイジェックは金城乃亜が好投し、都市対抗初勝利を飾った。栃木県勢の白星は74年ぶりの快挙。

日本製鉄瀬戸内は得点機を逃し、1勝を逃す結果となった。

【ハイライト動画あり】エイジェック、日本製鉄瀬戸内に逆転勝ち。都市対抗初勝利&栃木県勢74年ぶりの白星

「第95回都市対抗野球大会」6日目、1回戦最後のカードとなる第3試合は、5年ぶり33回目の出場となる日本製鉄瀬戸内(姫路市/近畿第4代表)と、3年ぶり2回目の出場となるエイジェック(小山市・栃木市/北関東第1代表)が対戦した。

今年、チーム名を日本製鉄広畑から改名した日本製鉄瀬戸内は、2回表に一死満塁のチャンスを作り、暴投でまず1点。なおも2・3塁の場面で川瀬剛がセンター前に弾き返して、この回3点を先制した。

5回まで日本製鉄瀬戸内の先発・杉本壮志に散発の3安打に抑えられていたエイジェックだが、6回裏に集中打で逆転した。相手エラーから四球、送りバント、四球でつくった一死満塁の場面で、野中祐也のショートゴロで1点を返すと、代打・河原井卓がタイムリーでつなぎ、片平吉信が詰まりながらもライト前に落ちる同点タイムリーを放った。続く、石神悠樹のサードゴロが悪送球を誘い、2者が還って逆転した。

粘る日本製鉄瀬戸内は8回表に二死満塁から押し出し四球で1点を返したが、一打逆転の場面で中井颯良がセカンドゴロに倒れた。1回表の二死満塁から再三あった得点機を活かせず、2011年の第82回大会以来となる1勝を逃した。

エイジェックは8回途中から4番手として登板した150キロ右腕・金城乃亜が2イニングを無安打、3奪三振の快投で1点差を守り切った。チームは2回目の出場で都市対抗初勝利、栃木県勢の白星は74年ぶりとなった。

◆試合結果

日本製鉄瀬戸内|0 3 0 0 0 0 0 1 0|4

エイジェック |0 0 0 0 0 5 0 0 X|5

◆投手

・日本製鉄瀬戸内:杉本壮志、榎本亮、神頭剛、藤野幹大

・エイジェック :河北将太、川端秀悟、中島悠貴、金城乃亜

文:大久保泰伸