18歳の1軍デビューの可能性も ソフトバンクのドラフト1位ルーキー前田悠伍が1軍練習で潜在能力を証明 首脳陣もローテ争いの参入に期待

AI要約

ソフトバンクのドラフト1位ルーキー前田悠伍が1軍練習に参加し、ライブBPでの投球を振り返る。

前田悠は精度を上げてレベルアップを目指す意気込みを語る。

倉野投手コーチは前田悠の成長を称賛し、2軍での競争を期待する。

18歳の1軍デビューの可能性も ソフトバンクのドラフト1位ルーキー前田悠伍が1軍練習で潜在能力を証明 首脳陣もローテ争いの参入に期待

 ◆ソフトバンク全体練習(25日、みずほペイペイドーム)

 1軍練習に参加しているソフトバンクのドラフト1位ルーキー前田悠伍がライブBPに登板した。6選手に27球を投げ、安打性の当たりは1本だった。前田悠は「気持ちで負けることなく、強気でいけていた」と振り返った。

 川村友斗に左中間への安打性の当たりを許したが、柳町達からは外の直球で見逃し三振を奪った。前田悠は「高くなってしまったら外野まで飛ばされるし、変化球の見極めとかがファームとは違った。そういうところはもっと精度を上げていきたい。これからのレベルアップの材料にしていければ」と次のステップを見据えた。

 遊直に倒れた川瀬晃は「真っすぐの質が良いし、走者がいるとタイミングも変えてくる。めちゃくちゃ良い投手」とたたえた。倉野信次投手コーチは「スピードガンの数字以上の球の速さを感じましたよね、堂々とした雰囲気も持っている」と成長を認めた。

 今回の練習参加は期間限定で、26日からは2軍に戻る。倉野投手コーチは「いよいよ2軍で競争してもらおうかなと思います。僕の中ではそういう時期に来たと捉えている」と説明した。首位を独走するチームの中で、18歳のドラ1ルーキーが1軍先発陣の枠に入ってくる可能性も出てきた。(大橋昂平)

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