浅いプール水深、ルール抵触せず 競泳で世界水連が見解

AI要約

世界水連は、パリ五輪競泳会場の仮設プールの水深が2.2メートルであるが、規定には抵触しないとの見解を示した。

パリ五輪のプール設備は、以前のルールに基づき承認されており、2.2メートルの水深は許容範囲だった。

競泳プールの水深は一般的に3メートルが必要だが、2.2メートルだと波を受けやすくなる可能性がある。

 【パリ共同】世界水連は24日、パリ五輪競泳会場の仮設プールの水深が2.2メートルと浅いことについて、ルールには抵触しないとの見解を示した。

 世界水連によると、2023年1月に定めた規定では、五輪の競泳プールの水深は2.5メートル以上が必要。ただ、パリ五輪のプールの設備は、この規定ができる前に承認されており、当時のルールでは2.2メートルも許容範囲だったという。

 競泳プールの水深は近年の主要大会では3メートルが一般的。浅くなると、波を受けやすくなるなどの影響があるとされる。