F1王者同士のクラッシュ、主張も衝突するも「お咎めなし」!フェルスタッペンとハミルトンの主張とは?

AI要約

ハンガリーGP決勝レースでのフェルスタッペンとハミルトンの接触について、スチュワードはお咎めなしと判断。

レース状況や証拠を基に、ハミルトンが通常のラインを守っており、フェルスタッペンはオーバーテイクラインを外れる行動を起こしたと判断。

スチュワードは、特定のドライバーに責任があるとは見なさず、追加の措置を取らないと結論。

F1王者同士のクラッシュ、主張も衝突するも「お咎めなし」!フェルスタッペンとハミルトンの主張とは?

F1第13戦ハンガリーGP(ハンガロリンク)の決勝レースが、気温29度、路面温度44度、湿度48%の晴天の中で行われたが、レース・スチュワードは、終盤のターン1でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)の接触について「お咎めなし」とした。

スチュワードは、フェルスタッペンとハミルトンの接触について以下の証拠を基に判断を行った。

・ドライバーの車両データ(車両1:マックス・フェルスタッペン、車両44:ルイス・ハミルトン)

・チーム代表者からの証言

・ポジショニングおよびマーシャリングシステムデータ、ビデオ映像、タイミングおよびテレメトリーデータ、車載ビデオ映像

■状況の概要

・ターン1への進入時、ハミルトンとフェルスタッペンはアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)を(ホームストレートで)オーバーテイクした。

・ハミルトンはブレーキングゾーンに入る前にレーシングラインに戻り、ターン1に進入した。

・フェルスタッペンは、DRSの効果で前のラップよりも速くアプローチし、前と同じポイントでブレーキングしていた。フェルスタッペンは、ハミルトンがブレーキング中に進行方向を変えたと主張した。

■スチュワードの判断

・ハミルトンは、通常のレーシングラインを走っていただけだと述べ、これはビデオおよびテレメトリーの証拠によって確認された。

・フェルスタッペンはターン1へのアプローチ時にフロントタイヤがロックし、通常のオーバーテイクのラインを外れていた。

・ハミルトンは、これはレースの一環だと主張し、フェルスタッペンはブレーキング中の進行方向の変更だと主張した。

・スチュワードは、ハミルトンが衝突を回避するためにもう少し努力するべきだったと判断したが、これは典型的な「ブレーキング中の進行方向変更」のケースではないと判断した。

■結論

特定のドライバーが主に責任があるとは見なされず、これ以上の措置は講じない。