「久保建英の移籍噂を否定」リバプール行きは幻に?両クラブ関係者が証言か。英紙はトーンダウン「そもそも…」【海外の反応】

AI要約

レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、リバプールへの移籍が実現しない可能性が高いと報じられた。

久保は昨季好成績を残し、一時は移籍濃厚とされたが、リバプールとソシエダ両クラブの関係者が否定的な見解を示している。

移籍専門家も久保のリバプール移籍について具体的な情報がないとコメントしており、今後の可能性に疑問符が付けられている。

「久保建英の移籍噂を否定」リバプール行きは幻に?両クラブ関係者が証言か。英紙はトーンダウン「そもそも…」【海外の反応】

 レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、日本代表MF遠藤航も在籍するリバプールへ移籍するとの見方が強まっていたが、それは実現しないかもしれない。両クラブの関係者が噂を否定したと、米メディア『ジ・アスレチック』のジェームズ・ピアース記者が報じている。

 久保は昨季公式戦41試合に出場し7得点5アシストを記録。シーズン序盤から2年連続の開幕戦ゴールで好スタートを切り、評価が高まったところで今年1月にサウジアラビア1部のアル・ヒラルから巨額オファーが届いた。しかし、久保は拒否し、今年2月にソシエダとの契約を2029年6月まで延長している。そして、徐々に得点数が減少し、シーズン終盤はゴールから遠ざかっていた。

 そんな中、夏の移籍市場を迎えると、リバプール移籍の可能性が浮上。一時は移籍濃厚との見方が強まったが、移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ氏が「本当に具体的なことは何も知らない。私はこのような報道を目にしたが、現段階で近いとか差し迫った話ではないと聞いている」と、寝耳に水といった様子で答えている。続いてピアース記者も「リバプールとソシエダの両方の上級の情報筋は、久保のアンフィールド行きという噂を否定した」と伝え、否定的な見方を示している。

 これらの見解を踏まえ、英メディア『リバプール・オフサイド』は「交渉が進んでいるとの報道が飛び交ったが、実はそれは間違いだったようだ。少なくともリバプールと関係のあるジャーナリストによると、リバプールとソシエダの両クラブは話し合いをしておらず、合意は差し迫っていないだけでなく、そもそも実現しない可能性が高いと述べている」と報じた。英紙『メトロ』も「ピアースによると、リバプールとソシエダ両チームの幹部は久保をめぐる最近の噂を否定しているという」と伝えている。