今永昇太の直球は通算311勝の殿堂右腕「トム・シーバーのよう」カブスOBのレジェンド左腕が「打者が捉えるのは至難の業」と称賛

AI要約

カブスの鈴木誠也外野手は地元のブルワーズ戦で4打数無安打、2三振。試合はカブスが制し、同じナ中地区首位ブルワーズ3連戦の頭を取った。

カブスOBのジョン・レスター元投手が今永昇太投手を絶賛。直球の切れや制球力を称賛し、今永の能力を高く評価した。

レスター自身もメジャー通算200勝を達成し、鈴木誠也のバットコントロールを素晴らしいと評価。鈴木はこの日、快音が聞かれなかった。

今永昇太の直球は通算311勝の殿堂右腕「トム・シーバーのよう」カブスOBのレジェンド左腕が「打者が捉えるのは至難の業」と称賛

◇22日(日本時間23日)MLB カブス3―1ブルワーズ(シカゴ)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)は地元のブルワーズ戦で4打数無安打、2三振。ここ10試合でノーヒットは3度目だった。試合はカブスが制し、同じナ中地区首位ブルワーズ3連戦の頭を取った。

 この日は地元中継局マーキーSNにカブスOBのジョン・レスター元投手が2日連続でゲスト出演。前日のダイヤモンドバックス戦で自己最多の10奪三振など7回を2安打1失点と快投した今永昇太投手(30)を、通算311勝、サイ・ヤング賞3度の殿堂右腕になぞらえて称賛した。

 「まるでトム・シーバーのように高めの直球に切れがあるから、バットがボールの下を通って空振りが奪える。もともと直球に切れがあるタイプなんだろうが、打者が捉えるのは至難の業だね」

 レスター自身もメジャー通算200勝、2016年に通称『ヤギの呪い』を解いてカブスを108年ぶりのワールドシリーズ優勝に導いたレジェンド左腕で、今永についてさらに「直球を高めに、しかもストライクゾーンぎりぎりに制球できるコントロールがある。それがあると、本来の球の力より試合でさらに良さを発揮できるんだ」と語った。

 また、この日は鈴木の印象についても「どの打席でもフルカウントやカウント2―2にしているように見えるところが素晴らしいね」と語った。

 鈴木は残念ながら1回は微妙なハーフスイングを取られると、3回は同局表示でボール球だった外角高めの直球をストライク判定されて2三振。前日までの10試合は打率3割2分5厘、1本塁打、10打点と好調だったが、この日は快音が聞かれなかった。(写真はAP)