【MLB】 ネルソン好投でDバックスが後半戦白星発進 カブス・鈴木は無安打2四球 再三の好機演出も、最終回の同点機で三振

AI要約

MLBの後半戦が開幕し、カブスはダイヤモンドバックスに敗れる

ダイヤモンドバックスが好投と打線で主導権を握り5対2で勝利

鈴木誠也はチャンスを広げるも結果につながらず、今永昇太の先発は次戦に

 日本時間7月20日、今日からMLBは後半戦が一斉にスタート。鈴木誠也と今永昇太が所属するカブスは、本拠リグレー・フィールドにダイヤモンドバックスを迎えての3連戦が始まり、初戦は2対5で敗れた。ダイヤモンドバックスは先発ライン・ネルソンが5.2回1失点の好投で7勝目(6敗)。打線もカブス先発ジャスティン・スティールに9安打を浴びせ5得点を入れ、ネルソンを援護した。カブスはスティールが4.2回5失点で4敗目(2勝)を喫している。カブスの鈴木誠也は3打数無安打2四球だった。

 ダイヤモンドバックスは3回一死1・2塁のチャンスから、2番ガブリエル・モレノがセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制する。さらに一死満塁とチャンスを広げ、4番クリスチャン・ウォーカーが左中間を破る2点タイムリー。3対0と主導権を奪う。そして、5回にも再びモレノの安打を足がかりに5番ランドール・グリチックのタイムリー、7番コービン・キャロルの犠牲フライで5点目。5対0と大きくリードされたカブスは、6回に6番クリストファー・モレルのタイムリー、8回にも犠牲フライで計2点を返した。しかし、8回は犠牲フライの後も二死満塁の好機があったものの、ダイヤモンドバックス救援陣はこれ以上の追い上げを許さず。堅い継投で5対2で逃げ切った。

 ダイヤモンドバックスの先発ネルソンは7月に入ってから、4登板24.1回、防御率2.22と好調だ。変化量豊富で伸びがある4シームが持ち味で、7月はその4シームで押す投球がハマっている。対するスティールは援護が無い中で好投を続けてきたが、今日は不本意なピッチング。5自責点以上を許したのは5月23日以来、およそ2ヶ月ぶりだ。

 カブスの鈴木誠也は「3番・右翼」でスタメン出場。第1打席はライトフライ、第2打席もセンターフライに倒れたが、第3・4打席は四球でチャンスを拡大。9回二死1・2塁、本塁打で同点のチャンスで迎えた第5打席は空振り三振に倒れ、試合最後の打者となった。今季成績は、打率.267、出塁率.335、OPS.809となっている。

 そして、今永昇太の後半戦初先発は22日のダイヤモンドバックス3連戦の3戦目に予定されている。