近大福岡、延長10回タイブレークで涙 田辺周主将「勝って甲子園に行きたかった」/福岡

AI要約

高校野球福岡大会で西日本短大付が近大福岡に勝利し、準決勝に進出した。

近大福岡の田辺周主将は力投しながらも、延長戦で敗れ甲子園出場を逃す結果となった。

田辺周主将は悔しさをにじませつつも、今回の経験を次のステージに活かすことを誓った。

<高校野球福岡大会:西日本短大付4-3近大福岡(延長10回タイブレーク)>◇22日◇準決勝◇北九州市民

 近大福岡は延長10回タイブレークで力尽きた。

 先発した田辺周(しゅう)主将(3年)は2度の再登板を含む、計7回0/3を5安打2失点と力投。

 9回2安打完封した準々決勝・九州国際大付戦で右手人さし指のマメをつぶし、計8四死球と制球を乱すも「粘ることはできた。でも、甲子園に行きたかったので悔しい」と肩を落とした。2-2の9回は先頭で左前打。その後は代走を送られ、ベンチから仲間を鼓舞した。春夏通じて初の甲子園出場を逃し「この経験を次のステージに生かします」。将来のプロ入りを目標に掲げ、大学での成長を誓った。