鈴鹿8時間耐久、ホンダ勢が3連覇 高橋巧は最多6回目優勝

AI要約

第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースが行われ、ホンダチームが優勝した。高橋巧は歴代最多6回目の優勝を果たした。

スーパーストック部門では、吉田愛乃助が所属するチームが優勝し、吉田自身も喜びを語った。

3万人の観客が集まり、各チームカラーのペンライトが観客席を彩った。

鈴鹿8時間耐久、ホンダ勢が3連覇 高橋巧は最多6回目優勝

 夏の風物詩となっているオートバイの第45回鈴鹿8時間耐久ロードレースは21日、三重県鈴鹿市・鈴鹿サーキットで決勝が行われ、高橋巧、名越哲平、ヨハン・ザルコ(フランス)組(ホンダ)が220周で制した。ホンダ勢は3連覇で通算30回目、高橋は歴代最多6回目の優勝を果たした。2位はヤマハ勢で、3位には第1回優勝チームで創業70周年を迎えたヨシムラ(スズキ)が入った。

 また、より市販車に近いスーパーストック部門では、鈴鹿大3年で徳島県出身の吉田愛乃助が所属する「TONE RT SYNCEDGE4413 BMW」が優勝した。吉田は午後3時過ぎから約1時間、99周目から124週目に交代するまで走り切り、勝利に貢献。「予選で転倒してしまったが、チームメートのおかげもあり、優勝できてうれしい」と喜びを語った。

 人気のスポーツイベントとあって、サーキットには3万人の観衆が集結。日没後は赤や青、緑などそれぞれのチームカラーのペンライトが観客席を染めた。【村社拓信】