【楽天】小郷裕哉4安打固め打ちで最多安打争いトップ浮上「辰己がとんでもない数字を出してる」

AI要約

楽天小郷裕哉外野手の4安打2打点の活躍で、チームがオリックスを12-5で破る。

小郷は今季6度目の猛打賞を達成し、チームの3連勝と貯金2に貢献。

最多安打争いでトップに立ち、気を引き締めて辰己にも負けないように意気込む。

【楽天】小郷裕哉4安打固め打ちで最多安打争いトップ浮上「辰己がとんでもない数字を出してる」

<楽天12-5オリックス>◇21日◇ほっともっと神戸

 楽天小郷裕哉外野手(27)の打棒が光った。オリックス戦に「1番右翼」で出場。4安打2打点の固め打ちで、今季6度目の猛打賞をマークした。「暑い中だったんで、何としても1点でも多くっていう形で、全打席いい集中力で臨めたと思います」。今季4度目の同一カード3連勝&今季初の貯金2に貢献した。

 同じ背番号「51」が代名詞だったイチロー氏もプレーした神戸のグラウンドで、楽天の安打製造機が躍動した。初回、追い込まれてから左前打を放つ。2回無死一、三塁では初球カーブを右前適時打。太田がスクイズを失敗した直後の3回2死一、二塁では、152キロ直球を中前にはじき返す適時打で味方のミスを帳消しに。さらに20盗塁目となる二盗も決めた。8回にも右翼線二塁打を放ち、追加点の起点となった。

 最多安打争いでトップに浮上した。95本で1位だったソフトバンク近藤を抜き去り、97本まで伸ばした。チームメートの辰己が92安打で続く。小郷は「自分のやるべきことをしっかりやって、辰己がとんでもない数字を出してるんで、そこに安打数だけは負けないように、辰己に負けないように頑張ります」と気を引き締めた。

 前半戦は勝負強い打撃で楽天打線を支えた。86試合に出場し、打率2割7分7厘、6本塁打、36打点でターンするが「全試合しっかり出場することができたんで、そこが一番個人的には良かった部分。コンディションを整えて後半戦でもっとより一層活躍できるように頑張ります」。まだまだ打ちまくる。【山田愛斗】