アーセナル、今夏のアメリカツアーに臨むメンバーを発表…冨安健洋はひざの問題で不在に

AI要約

アーセナルは、今夏アメリカでのプレシーズンツアーに臨む26名のメンバーを発表した。

主力選手の一部が欠場する中、若手選手も含まれるメンバーで構成されている。

アメリカツアーには、ティアニーと冨安を含む選手が不参加となり、治療に専念する。

アーセナル、今夏のアメリカツアーに臨むメンバーを発表…冨安健洋はひざの問題で不在に

 アーセナルは21日、今夏アメリカにて開催されるプレシーズンツアーに臨む26名のメンバーを発表した。

 2024-25シーズンの開幕に向けて、既に始動したアーセナル。近年の夏と同様に、今夏もアメリカでのプレシーズンツアーが予定されている。このツアーでは、普段プレミアリーグでしのぎを削るチームとの試合が行われ、現地時間24日にボーンマスと、同27日にマンチェスター・ユナイテッドと、そして8月1日にリヴァプールと、それぞれ対戦する。

 今回、そのアメリカツアーを戦う26名のメンバーが発表された。今夏はEURO2024、コパ・アメリカ2024とナショナルチームにおける2つのビッグトーナメントが開催された影響もあって、一部の主力選手は今回の遠征に参加しない。EURO2024でベスト4以上に残った選手たち、具体的には優勝を果たしたスペイン代表のGKダビド・ラヤ、準優勝となったイングランド代表のGKアーロン・ラムズデール、MFデクラン・ライス、FWブカヨ・サカ、ベスト4で終わったフランス代表のDFウィリアン・サリバらは、今回のツアーには帯同せず、アメリカから戻り次第チームに合流するスケジュールとなっている。

 一方で、コパ・アメリカ2024で準々決勝敗退となったブラジル代表のDFガブリエウ・マガリャンイスとFWガブリエウ・マルティネッリ、EURO2024をベスト8で終えたドイツ代表のMFカイ・ハフェルツは、現地時間25日にチームに合流すると伝えられた。

 このような背景もあり、今回発表された26名の選手たちは、ユースチームの若手選手も多く含まれている。それでも、普段トップチームで主力を張る選手としては、キャプテンのMFマルティン・ウーデゴーアを筆頭に、DFベン・ホワイト、MFジョルジーニョ、MFトーマス・パルティ、FWレアンドロ・トロサール、FWガブリエウ・ジェズスらがリストに入った。また、直前にアヤックスからの完全移籍加入が正式発表されたばかりのU-20イングランド代表GKトミー・セットフォードもメンバーに選ばれた。

 なお、2023-24シーズンはレアル・ソシエダへレンタル移籍しながら、現在は契約期間満了に伴い保有元のアーセナルに戻ってきているDFキーラン・ティアニーは、スコットランド代表として参加したEURO2024でハムストリングを痛めていたため、ロンドンに残るという。練習施設のショーバ・リアルティ・トレーニングセンターにて、メディカルスタッフの治療を受けるようだ。

 加えて、日本代表DF冨安健洋も、今回のアメリカツアーには帯同しないことが決まっている。クラブは冨安がひざに問題を抱えていることを明かしており、ティアニーと同様、トレーニング施設で治療に専念することとなった。

 アメリカのプレシーズンツアーに参加するアーセナルの26名の選手たちは下記の通り。

▼GK

カール・ハイン

トミー・セットフォード

ルーカス・ニゴール

アレクセイ・ロハス

▼DF

ベン・ホワイト

オレクサンドル・ジンチェンコ

ユリエン・ティンバー

ジョシュ・ニコルズ

ヤクブ・キヴィオル

エイデン・ヘブン

オマル・レキク

▼MF

トーマス・パルティ

ジョルジーニョ

ミハウ・ロシアク

マイルス・ルイス・スケリー

マルティン・ウーデゴーア

エミール・スミス・ロウ

ファビオ・ヴィエイラ

イーサン・ヌワネリ

サラー・エディン・ウラド・エンハンド

ジミ・ガワー

▼FW

レアンドロ・トロサール

リース・ネルソン

チャールズ・サゴエ・ジュニア

ガブリエウ・ジェズス

エディ・エンケティア