アーセナルはスミス・ロウを売るか残すか 今夏こそ決断のときか
アーセナルMFエミール・スミス・ロウは今夏売却の噂が囁かれている。
負傷に悩まされ、出場機会が減少しているスミス・ロウに対し、クラブは売却姿勢を見せつつある。
フラムが2500万ポンドの入札を行ったと言われ、アーセナルは3000万ポンド前後の入札なら検討する可能性もある。
アーセナルMFエミール・スミス・ロウは、今夏での売却が囁かれている選手のひとりだ。21-22シーズンにリーグ2桁得点を記録し、ブカヨ・サカとともに新たなクラブの顔となるかと思われたスミス・ロウ。しかし慢性的な負傷で出場機会がみるみる減っていき、昨季は公式戦4試合の先発にとどまった。
クラブはこれまでアストン・ヴィラやウェストハムからの関心をはねつけており、スミス・ロウを売却しようという姿勢を見せなかったが、今夏は決断のときだと英『football.london』は指摘している。
フラムが2500万ポンドの入札を行ったといわれているが、同メディアによれば再度の入札を試みるようだ。このまま出場機会に恵まれないのであれば、3000万ポンド前後の入札なら受け入れるべきだとされており、そろそろミケル・アルテタ監督はこの10番を使うのか売るのかハッキリさせる時かもしれない。
アカデミー出身者ということで、バランスシート上の純利益に計算されるというメリットもある。本人も出場機会を渇望しているはずで、このままベンチに居座るならばアーセナルを離れるという線もあるか。ファンからは大変人気の高い選手だが、その才能を眠らせておくのはもったいない。