「デ・リフトはオランダ人で、マン・Uの監督もそうだね…」バイエル名誉会長が発言
バイエルン・ミュンヘンが今夏の移籍市場において積極的な補強を行っているが、放出が必要な状況であることが明らかになっている。
ヴァンサン・コンパニ新監督の下、既にいくつかの選手を獲得しているバイエルンだが、まず2～3選手が退団しない限り新たな選手の獲得は難しいとの見方が示されている。
さらに、マタイス・デ・リフトの去就についても言及があり、ディフェンダーの1人が移籍する可能性がある中、ウリ・ヘーネス名誉会長は個人的にはダヨ・ウパメカノを売るつもりはないと述べている。
バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス名誉会長は、今夏の移籍市場について語った。『The Athletic』が伝えている。
昨季レヴァークーゼンにタイトルを譲り、ブンデスリーガ連覇が「11」でストップしたバイエルン。タイトル奪還を目指す新シーズンへ向けてヴァンサン・コンパニ新監督を迎えると、伊藤洋輝やマイケル・オリーセ、ジョアン・パリーニャをすでに獲得。積極補強を敢行している。さらに、ヨナタン・ターやシャビ・シモンズなどさらなる補強に動く可能性が伝えられていた。
しかし、新たな選手を獲得する前に放出が必要になっているようだ。ヘーネス名誉会長は「まず2～3選手が退団しない限り、これ以上選手は来ないだろう。マックス・エーベル（スポーツダイレクター）らは、有力選手が退団しない限り誰も来ないとよくわかっているよ」と語っている。
また『Abendzeitung』のマキシミリアン・コッホ記者は、去就が話題となっているマタイス・デ・リフトにもヘーネス名誉会長が言及したと報道。マンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っているとされているが、「ディフェンダーが1人移籍する可能性はある。デ・リフトはオランダ人だし、マンチェスター・Uの監督もそうだね……残留しても問題はないよ。個人的には、ダヨ・ウパメカノを売るつもりはない」と話している。
