「もうちょいできた、改善する部分は多かった」前半戦最終戦をマルチ安打締めのソフトバンク周東佑京、独走にも手綱を緩めず

AI要約

ソフトバンクの周東佑京外野手が2安打と活躍し、試合を決める決勝のホームランを踏んだ。

周東は勝負を決めるヒットを打つことを意識し、栗原陵矢の打球で悠々とホームを踏んだ。

周東は3試合ぶりのマルチ安打で終え、自身の成績に対しても改善すべき点があると語った。

「もうちょいできた、改善する部分は多かった」前半戦最終戦をマルチ安打締めのソフトバンク周東佑京、独走にも手綱を緩めず

 ◆西武0―1ソフトバンク(21日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクの周東佑京外野手(28)が2安打と活躍し、試合を決める決勝のホームを踏んだ。

 0―0で迎えた9回の先頭。周東は「タイミングは1打席目からしっかりとれていた。四球もそんなに出す投手じゃなかったので、しっかりタイミングを合わせて、しっかりヒット打ちにいくという感じだった」と、ここまで無得点に抑えられていた西武先発隅田の直球をセンターへはじき返した。

 今宮健太の犠打などで2死二塁となり、打席は栗原陵矢。外野は〝超前進守備〟だった。二走の周東は「勝負しないかもしれない可能性あったので、栗(原)でもいいし、山川さんでも誰かが打ってくれと思いながら。あとは正面過ぎず、外野のどっちかサイドに打ってくれないかなとは思いました」。思いが伝わったのか、栗原の打球は左中間へ。自慢の俊足を使うまでもなく、悠々とホームを踏んだ。

 球宴前、前半戦の最終戦。チームは勝利を飾り、自身も3試合ぶりのマルチ安打で終えた。それでも「全体的に見たらもうちょいできたというか、改善する部分はすごい多かったので、できた部分もそうですけど、反省していかなきゃいけない部分はすごい見えていたので。それをどう考えて、残りの試合にいけるかだと思います」と選手会長。優勝が決まるその瞬間まで気を抜くつもりはない。

(大橋昂平)

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