UI刷新で“わかりやすさ”を追求…RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro12」

AI要約

アドワー株式会社は7月18日(木)、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro12」(ダウンロード版)を発売した。価格が期間限定で2万2,000円になる。

新しい操作画面は「わかりやすさ」を追求し、画面のカスタマイズにも対応。

編集機能の追加や改良、HEIFデータへの対応、ピクセルシフト撮影RAW合成などが行われている。

UI刷新で“わかりやすさ”を追求…RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro12」

アドワー株式会社は7月18日(木)、RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Pro12」(ダウンロード版)を発売した。対応OSはWindows 11/10(64bit版)。価格は2万5,300円。新規購入の場合、8月15日(木)までの期間限定で2万2,000円になる。そのほか、従来版からのアップグレードにも対応する。

2004年から続くSILKYPIXシリーズの最新版。初めてRAW現像ソフトを使う場合でもわかりやすいよう、従来版からUIを大きく刷新した。また、各種編集機能の追加や改良も盛り込まれている。

新しい操作画面は「わかりやすさ」を追求。ツール系のボタンやセレクト、画像表示切替など、目的ごとに配置を整理したという。画面のカスタマイズにも対応し、自身のワークフローに合わせて高い自由度で調整可能としている。

編集機能としては、トーン(調子)調整の項目に「ソフト」を追加した。光源やハイライト部分をぼかすことで、柔らかい印象の写真に仕上げられるという。

従来から備わる「かすみ除去」を改良。これまで、効果をかけた際に画像全体が暗くなってしまい、別途、露出の調整をする必要があった。しかし新製品では、明るさ、コントラストを維持して“かすみ”だけを取り除くように改良している。

iPhoneのHEIFデータに対応した。ただし8bit HEIF限定で、Windowsに拡張機能がインストールされている必要がある。

合成モードに「ピクセルシフト撮影RAW合成」を追加した。カメラメーカーの専用ソフトを使用せずにピクセルシフト合成から写真編集まで実施できる。カメラの「ピクセルシフト撮影」機能を用いて撮影したデータのみ利用できる。

今回からスタンダード版はなく、Pro版のみのラインアップとなる。対応OSはWindowsのみで、macOSの対応時期は未定。